子供の将来。
親は自分らしく幸せに育って欲しいと願うと思います。
同じパパママの子供で、同じ環境で育てていても子供はそれぞれ個性があります。
どんな部分に興味を持って、どんな特徴を持った性格になっていくのかは子育てをしている大きな楽しみの1つだと思います。
子供の将来を考えた時、いろんな物を買い与えるよりも目には見えない教育を大切にしてあげて、自分で自分らしく幸せに生きていける力を身につけて欲しいと願います。
そんな時、どんな習い事をさせたら良いかな?とかどんなことをパパママが教えてあげたら良いのかな?と考えることがあります。
習い事はなかなかお金がかかるので、スイミングやダンス、サッカー、野球、英会話、学習塾などとたくさんの選択肢があります。
どれもこれもやって、兄弟姉妹が増えてくるとたくさんの教育費がかかって、他のことは節約思考になってしまうこともあると思います。
自分はそうでした、1人2つまでの習い事と言う予算的なルールでスイミングと何かその子が興味あることを習い事としてやらせていましたが、兄弟姉妹が増えるとどんどん出費がかさみます。
結局はその他のことは節約。
そこで今となっては反省というか、もったいないと思っていることが、旅も教育費として考えるべきだったこと。
単純に旅行と言うと娯楽費で、真っ先に節約する対象になってしまいがちですが、自分の経験からすると全く違っていたと感じます。
いろんな場所、いろんな環境を経験することで子供たちにはたくさんの刺激があって、一時的な贅沢よりも長い間その子の記憶に残ります。
これも個性があって、同じ場面、同じ行った場所でも子供によってよく覚えていたり、全く忘れてしまっていたりします。
でも確実に言えることは、何か感じたことが少しは残っていると言うこと。
あまり幼稚園とかあまり小さ過ぎる時期の記憶は薄いですが、幼稚園でも年長さんくらいからの記憶は子供たちみんな、印象的だった部分は結構覚えているものです。
教育費として旅を考える時のポイントは非日常。
毎日暮らしている環境、状況と全く違ったことを感じると子供たちに何かしらの影響が出てきます。
思い切って海外に行った記憶は何年経っても子供たちの記憶の中に刻まれており、日本語が使えないという生活が刺激的だったのだと思います。
あとは日本全国でもいつも生活している場所と違う景色をたくさん見せて、Googleマップで家からどのくらい離れている場所かを見せてあげるとみんなドキドキ感があってよく印象に残っているようです。
旅を教育費と認識して、たくさん出来るだけ遠くへの旅へ行くようになると、テレビを見ている子供たちにも大きな変化がありました。
あっこれ行ったよね!そんな会話がとても増えました。
テレビで映されていることって子供たちにとっては自分の関係ない世界の話だと思っていたことが、実際に行って見たことがあると、現実的な感覚になるようです。
まだ海外はそれほど行けていませんが、少しでも遠くにたくさん行ったことがあると世の中は広いと子供たちが覚えてくれます。
だから、今いる環境が自分の個性に合わなかったとしても、どこかに自分が快適と感じる環境があるのだと世界観を広く持ってくれたら嬉しいと思っています。
子育てをしていると何かとお金がかかって、節約思考になってしまいがちですが、今思えばタバコを吸ったりお酒を飲んだりマッサージに行ったり、いろんな種類の洋服を持っていたり無駄ばかりでした。
断捨離を進めて行くと心も体もスッキリと健康になりますし、収入をそんなに増やさなくても旅へもっと行けました。
貯金が貯まったら旅行に行こう!なんて考えをしていた自分に反省です。
思い切って行ってしまって、その後に支払いどうしよう?と考えると結構なんとかなるものでした。
物を買った記憶は簡単に消えていきますが、形のない経験は長い期間、心にも残ります。
そしてパパママも一緒に楽しめてしまうので意外とコスパの良い教育が旅なのではないかと思っています。
ちょっと緊張する、ドキドキとワクワクが入り混じったような旅をやってみましょう。
旅は娯楽費ではなくて、教育費です。
お金が貯まったら行こうなんて考えていたら、あっという間に子供が大きくなって一緒に行ってくれなくなってしまいます。
時間は戻せませんが、お金はまた頑張って稼げば良いのです。