サラリーマン大家さんとして不動産投資を始めて5年くらい。
所有物件は戸建2棟とマンションの区分所有1室で大家さんとしても不動産投資としてもまだまだ初心者レベルです。
そんな初心者レベルでも大家さんとして物件を所有し、賃貸経営をスタートさせて、入居者さんがいる限り、ガスコンロや給湯器などは消耗品なので必ず壊れます。
必ず壊れるものに関して大家さんが準備すべきだったと気が付いてこと、それは当たり前ですが出費が想定される物の「相場を知っておく」ことでした。
今回、所有している物件の1つで給湯器が壊れた、ガスコンロが壊れたとの問い合わせが、任せている管理会社さんよりありました。
自分の家計も厳しいのに大きな出費をどうしよう!と思いましたが、そんな出費もあることが賃貸経営なので先ずは委託している管理会社さんに対応をお願いしました。
とても安心信頼出来る業者さんでいつも本当に助かっています。
でもですね、入居者さんに快適に生活してもらうことと、収益を上げることとは全く別の話で、賃貸経営はもちろん仕事として利益をあげるためにやっています。
だから当然ちょっとでも経費は抑えるべき。
管理会社さんからはお付き合いのあるであろう安心の大手ガスメーカーさん系列の業者さんへ依頼がいって、お見積もりはもろもろ含めて数十万円。。。
この価格が相場を知らなければ高いけれど致し方ないと払ってしまいがちですが、ちょうど自宅でも同じような工事をやっていて色々と業者さんを探した結果、信頼出来そうでありながらお安く作業を行ってくれる方と知り合ったので相場を知っていました。
ほぼ同じものが、ざっくり言って、大手業者さんからの見積もりの半額です。
この価格の違いにはびっくり。
賃貸経営ベテランの方には当たり前の話だと思いますが、賃貸経営に関わる各種修理などの業者さんはサラリーマン大家さんであっても自分自身でちゃんと相場を知ってチームを組んでおく必要があるなと痛感しました。
自分が住む家ではないですし、入居者さんに不自由のない普通の給湯器で、お湯が普通に出れば十分です。
賃料を上げる効果があったり、長期入居に効果的だったりなどの収益メリットが無ければ必要最低限でOK。
10万円単位で変わってくるので本当に相場を知っておいて良かったですし、自宅で既に仕事を出してお付き合いをしておいて良かったと思いました。
その他、外壁屋根塗装、水回りなど賃貸経営を行なっていたら必要になる部分は事前に相場を知っておいて、ちゃんと信頼できる業者さんと直接繋がっておくことが大切です。
ただ、大元の管理を管理会社さんにお任せしているのであれば、その管理会社さんとの良好な関係性を維持するという観点も非常に重要なのでバランスを取って、大して金額が変わらない、または大きな金額ではないことに関しては管理会社指定の業者さんへ任せることも時にはあって良いかも知れません。
とにかく初心者のサラリーマン大家さんだといろんなトラブルにあたふたしがちだと思いますが、中長期的に考えて発生するであろうこと、または必ず発生するようなことには事前準備がとても大切です。
給湯器、ガスコンロ、消耗品なので確実に、急に壊れます。
それでいて10万円単位で費用がかかりますのでお安く信頼出来る専門業者と予算の準備はしておきましょう。