サラリーマン大家になって3回目の確定申告。
初めて収支がプラスになりました。
初年度、2年目と物件を1つずつ買ったので、取得するための費用が経費としてかなり大きく計上され、しっかり収支はマイナス。
それによって給与所得で払った所得税がそこそこ還付されました。
所得を減らすってそう言うことかと分かったつもりでいました。
でも今回、初めて物件を買わなかった年度の確定申告を行ってビックリヒヤヒヤ。
経費として計上出来る金額が少なく、ざっくりと計算してみても結構な収支プラス。
普通にサラリーマンをしていた頃であれば、収入が増えることは良いこと以外の何でもないと思っていましたが、不動産投資をやってみてそうではないことを実感。
所得税が20%の所得層であれば、収支がプラスに出た分の20%の納税が必要になります。
100万円のプラスが不動産投資で出れば、後から20万円の追加納付。
でもサラリーマン大家はやっぱりすごいなと思ったことが、経費を計上したり、物権建物の減価償却費だったりを計上して所得をコントロール出来ること。
もちろん何でも出来るわけではありませんが、知れば知るほどに所得を減らす計上が結構あることが分かってきます。
知らなければ得をしませんが、知っていれば得をするような感じ。
世の中こんな感じになっているんだと、サラリーマン大家を初めて3回目の確定申告で全容が少し分かってきました。
だから、規模が大きくなったら法人を作ったり、減価償却資産として車を買ったりといろいろやるんですね。
税金で支払って何も残らないくらいならば、何かを買ってしまおうと。
勿論脱税になってはいけないので、ちゃんと日々意識してお金を使ったりしていかないと勿体ない、それに規模が大きくなれば経費として計上出来るので税理士さんに頼んだりする方が余程お得だったり、リスクを低減できたり、手間が大きく省ける。
お金を使った方がお得な場合もある、そんな部分が専業サラリーマンと、大家さんとの大きな違い。
当然、利益が出たらちゃんと確定申告して、プラス収支分の税金を支払うことも大切。
ちゃんとプラス収支でいることは今後の銀行からの追加融資に向けてプラスの材料になるはずです。
上手に収支のバランスを取って行けるようになると言う点でサラリーマン大家はかなりの自由度が上がりますので、やっぱり不動産投資をやってみて良かったと実感します。
サラリーマン大家をやることで会社員としての安定した収入と社会的信用を得ながら、不動産投資の大家さんとして所得をコントロール出来る。
これによってサラリーマンだけの時よりも世の中をよく知ることが出来ます。
お金持ちはもっとお金持ちになって、平凡であったり貧乏な人はずっと平凡、貧乏のままになってしまう理由が分かってきます。
所得が多くなってヒヤヒヤしたのは初めての体験。
ちゃんと所得が増えた分の税金が支払えるように資金の残高には余裕を持って運用した方が良いです。
サラリーマンのように毎月決まった金額が銀行に入金されて、使っていない費用が請求されない生活から金銭感覚を変えないと大変困ります。
サラリーマン大家をやって3回目の確定申告、今回の教訓は次年度、更に次の年度と何年先にどのくらいの経費が計上出来るのかを把握して、レシートや領収証も保管しておかないと、思ったよりも所得が大きくなってびっくりすることになりますのでご注意ください。
気が付いた時に急にアレやらコレやらと経費計上をかき集めても不自然ですし、そんなに所得を減らすことは出来ません。
不動産投資であればおおよその年間収入が予想つくので、今年度、来年度はどのくらいの経費があるかを想定して、バランス良く設備投資をしたり、消耗品を購入したりしていくと思います。
物件が増えると収入が増えて嬉しいのですが、税金も増えてヒヤヒヤしないように日頃の準備が大切です。
サラリーマン大家をやってとても良い社会勉強が出来ています。