乳幼児期の子育ては大変です。
特に1人目、2人目の子育てだと、パパもママもどうしたら良いか分からないことだらけ。
パパママも親としてまだ経験が浅いのでしょうがありません。
分からないことがたくさんあって当たり前、上手くいかないことがたくさんあって当たり前。
自分もそうでした。
子供がグズってしょうがない時、何とかご機嫌を取ろうと頑張っていました。
なんでこんなに泣き止まないんだろう?
なんでこんなに怒っているんだろう?
分からないことだらけで大変な思いをしました。
でも4人の子供を育てて来て、よく分かったポイントが2つあります。
1つは基本的な欲求が満たされているかを確認すること。
泣いていたり、怒っていたりする時の原因を基本的な欲求にないかをチェックしてみると、大抵の場合に基本的な欲求が原因になっていることに気が付きます。
これは大人も同じ傾向がありますが、『お腹が減った』、『眠い』、そんな基礎欲求がグズる大元の原因であることがほとんどです。
お腹が減ったからイライラ、眠いからイライラ、そして感情が乱れて泣きじゃくる。
乳幼児期よりも大きくなった子供たちも一緒です。
週末に家族みんなで楽しく夕食を食べた後、何だかみんなが楽しく笑っている空気感を感じたことはありませんか?
お腹いっぱいになって、単純に気分が上がるのです。
だから、食欲、睡眠欲が満たされているかを確認してみて下さい。
2つめは直ぐにご機嫌を直そうと頑張り過ぎないこと。
まだ子育てに慣れていない時は、泣いている子供に対して過剰に接してしまいがちです。
でも子供は泣くことが仕事のようなもの。
いろんな感情と身体を泣きながら成長させていくものです。
直ぐに欲求を満たしてグズっている子供のご機嫌を直してあげたいと思ってしまいがちですが、多少は放っておいても大丈夫です。
グズったら直ぐにおやつをあげたり、直ぐに寝かしつけてあげたりすることに親がとらわれていると、パパママとして子育てがしんどくなってしまうことがあります。
パパもママもお仕事や家事で色々忙しいです。
直ぐに出来ないこともあります。
全く気にしないで放っておくのではなく、優しく関わってあげるのですが何でも今すぐにできる訳ではない、今すぐにやらなければいけないという意識はちょっと緩くしても大丈夫です。
乳幼児期は子供がグズって大変ですが、そんな時期も過ぎてみればあっという間です。
今思うと何でそんなに頑張って直ぐに泣き止まそうとしていたんだろうと思います。
乳幼児期の子育てを振り返って、反省していること、一番大切だと感じること、それは子育てに完璧を求めないこと。
グズっている子供を無理してあやして、自分がイライラしていたら、子供にとってむしろ悪い影響になってしまいます。
パパママがイライラしている時間が長ければ、そのイライラが子供にも伝わります。
子供も不安になって精神的にも不安定。
そして、乳幼児期を過ぎてもグズグズしがちな子供に育ってしまうのではないかと思います。
乳幼児期の子育ては子供がグズることはしょうがないと割り切って、親がイライラしない、いつも優しく、少しでも余裕を持って子育てが出来る様にゆったりとした心構えを持った方がよかったと思います。
大変だけれど、あっという間に過ぎてしまう乳幼児期の子育て。
赤ちゃんぽい部分がとっても可愛い時期です。
グズってしまうことも含めて子育てを楽しんだら良いのかなと思います。