ゲーム依存症、スマホ依存症、子供の健康は大丈夫??
もうこれはほとんどの家庭で避けては通れない親の心配事の1つになっていると思います。
依存時間を減らすために親がやるべきこと。
やってみて良かったと思うこと、それは『もっと楽しいこと』を与えることでした。
4人の子供を育てていて、中学生から幼稚園児、幼児までどの世代でもテレビゲーム、ユーチューブ動画、スマホ、そんなデジタル機器へ簡単にハマってしまいます。
それも強度の依存。
スキさえあれば常に画面を見ています。
親としては健康な成長へ悪影響が出てしまうのでは無いかと心配で、あの手この手で制限をしようと考えたくなる気持ちも分かります。
でも、結局意味が無かったというか、むしろ逆効果の場面もあったと感じることが、安易な時間制限。
当然、睡眠に影響が出たり、食事に影響が出たり、運動に影響が出たりすることは気をつけなければいけませんが、単純に1日1時間とか決めることは意味が無かったと思います。
結局、子供は楽しい物事を探しているのです。
今のタイミングで1番楽しいこと、暇つぶしになることがゲームやスマホなので、その方向へ行ってしまうだけ。
だから、親が出来ることと言えば、もっと楽しいと思えることのきっかけを与えてあげること。
例えば、スポーツ。
野球、サッカー、バスケ、テニス、水泳、サーフィンetc.
子供の本能的に体を動かすことが楽しいと感じることは多いと思います。
色々やってみる機会を与えて、本人がハマったら、更にハマるように快適な道具やもっと楽しめる場を提供する。
習い事や部活にハマったらその時間は画面を見ることが大きく減ります。
それでも隙間時間にはスマホをいじったり、ゲームをやったり、YouTube動画を見たりすると思います。
でも、そこまで制限したら逆効果のことが多かったです。
我慢をさせるともっとやりたくなるのが人間の性です。
だから、画面を見ない物事にハマってきたなと思ったら、規則正しい生活リズムは崩さないルールの上で思いっきりゲームやスマホをやらせてあげれば良かったと思いました。
子供たちもどっちが本当に楽しいことなのかに気がついてくると思います。
散々ゲームにハマっているのに、次のサッカーの練習日をとても楽しみにしていたり、友達と一緒にサーフィンのために海に行くことを楽しみにしていたりしていたらOK。
デジタル機器への強い依存で子供の健康が心配になりますが、もはや現代社会で生きていく上でデジタルと関わらないことの方が難しい世の中です。
デジタル機器との接点を安易にネガティブと捉えず、子供たちの教育上必要な経験と捉えて、しっかりとデジタル機器と関わらさせてあげることも必要では無いかと感じました。
子供はとにかく楽しいことを求めている。
それを親が理解して、機会を与えてあげましょう。
過度なゲーム依存、スマホ依存、それは楽しいことが無い証拠なのかも知れません。