子供が幼稚園、小学校、中学校と大きくなっていく成長過程で、時には荒れることもあります。
イライラしてばかりいたり、不安そうにしていたり、気持ちが穏やかではないこともあります。
親として、そんな状態から抜け出して、子供たちにもっと優しい気持ちを持って欲しいと思う場面もあると思います。
そんな時、どうしたら良かったか?
いろんな子供との関わり方がありますが、1つ効果があったなと感じることがボディタッチ。
「抱っこ」や「おんぶ」です。
やっぱり、子供にとって一番安心する相手はママやパパ。
自分の親が一番安心する相手であって欲しいと思っています。
優しい気持ちは理屈では無くて、体験で覚えていくような気がしました。
兄弟姉妹が増えると、パパママを独占出来なくなって、お兄ちゃんお姉ちゃんが少し寂しい思いをします。
そんな寂しい気持ちから、優しさをどう表現して良いかを段々と分からなくなっていくのかも知れません。
子供の成長とともにパパママに抱っこ、おんぶをしてもらうことが恥ずかしくなってきてしまいますが、子供が本気で嫌がるまでは抱っこ&おんぶをしてあげて良いと思いました。
子供が大きくなると親に甘えることが恥ずかしくなってくる子もいますので、ちょっとふざけて遊んでいる流れでおんぶしてあげたり、そんなことでも十分効果があります。
自分の実感として、仕事が忙し過ぎて疲れ切っていた時に子供達の優しさが無くなったように感じます。
この時期を振り返ると、子供たちの目を見て話すことが減っていたり、子供たちと触れ合いながら遊んだり、抱っこやおんぶをしてあげられていなかったです。
優しさが欠けている子供にガミガミと言葉で指摘しても全くの逆効果でした。
結局、今思うと、パパママがもっと生活に余裕を作って、子供たち1人1人にしっかりと注目してあげることが大切でした。
兄弟姉妹がいれば、みんな同じように抱っこしてあげて、おんぶもしてあげましょう。
久しぶりだと子供も親も恥ずかしい気持ちがあると思いますが、必ず親が歩み寄ってあげましょう。
優しくしてもらった気持ちは子供たちの心の中へ確実に刻まれるはずです。
パパママの胸の中、背中、守られている安心感が子供たちの優しい気持ちを大きく育ててくれるでしょう。
そんなことにも気が付かずにお仕事ばかりしていた自分に反省しています。
子育てはあっという間。
子供の成長はあっという間です。
子供が何歳になっても遅くはありません。
子供ともっと触れ合って、パパママに包まれる安心感をたくさん感じさせてあげましょう。
ちょっとしたことでも子供は徐々にですが、大きく変わってきます。
子供の優しい気持ちを育ててあげましょう。
きっと、その子の気持ちに一生残って、また誰かに優しくしてくれる人に成長してくれると思います。