子育てって楽しい!
4人の子供を育てながらいろんな大変なことはあっても、結局は子育てって楽しいなと日々思います。
そんな子育ての中で、親が子供たちに願うこととして「伸び伸びと自分らしく育って欲しい」と思うこともあると思います。
子供が心から伸び伸びと育っていくために、親は何が出来るか?
今までの経験から感じることとして、子供に直接何かをするだけではなく、『夫婦仲』がとても影響すると感じています。
なんだかんだ言っても子供たちは親の背中を本当によく見ています。
子供たちは親が思っている以上に微妙な雰囲気も察しますし、親が思っている以上に細かな物事を理解しています。
子育てが慣れなかった頃は一生懸命過ぎて気が付きませんでしたが、段々と子供のためって思っている時点でちょっと違うのかなと思うようになりました。
大抵の場合、子供のためって思っていることが親としての自分の体裁であったり、親としての自己満足であったりすることが含まれていました。
今となっては子育て自体を楽しませてもらっているので、子育て=自分のためと理解しています。
それからは子育て自体をもっと楽しむようになりました、要は子育てを『やらなくてはいけないこと』ではなくて、『やりたいこと』に視点を変えました。
ここは大きなポイント。
そして特に幼少期が多いですが、子育ては月齢で解決出来てしまうことが多いので、しっかりと教えたことに対して基本スタンスは『信じて待つ』、これに尽きます。
信じて待つ中でも親として大切だと思っていることは子供の心の変化に気が付いてあげること。
体の変化、成長は目に見えやすいですが、体以上に心は変化して成長していっています。
ちょっとした瞬間に寂しそうな雰囲気が出たり、不安そうだったり、萎縮していたり、心が伸び伸びと育っていないなと感じたら、それは一番安心できる場所、家庭、家族へ完全な安心感を持てていない可能性があります。
どんなに子供を可愛がって、大切にしても心が伸び伸びと出来ない雰囲気を感じる時は、子供にとって一番大切な『親』、『夫婦』の状態がどうなのかを一回振り返ってみて原因の1つだと感じたことが多々あります。
子供たちは本当に親のことをよく見ています。
それはそうですよね、何も出来ない無力な状態で生まれてきて一番安心して、頼れて、甘えられる人が大抵の場合は親ですから。
だから、子供の前だけて仲良くしているだけでは簡単に見破られて、子供たちの心は不安になって段々と萎縮してきてしまいます。
子育ては子供のためではなく自分のため、夫婦仲を良くすることも子供のためでも無ければ妻のためでもなく、自分のため。
そう言った観点を持って、誰のためでもなく、自分のために妻ともっともっと仲良くしてみて下さい。
自分が仲良くしたい、自分が喜んでもらいたい、自分がいろんな楽しい経験を一緒に過ごしたい、日々そう思って夫婦仲を育んでみて下さい。
人を大切にすることって自分がとっても幸せな気持ちになるはずです。
そうやって本心から夫婦であることも楽しんでいると、その姿を子供たちは必ず見ています。
本当の仲良しなのか、それとも偽った仲良しなのか、子供たちは何も言わなくても察します。
子育てベスト100 「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり [ 加藤 紀子 ]
見返りを求めず、自分のために夫婦仲を良くしたことが、巡り巡って妻からも大切にしてもらえて、子供たちからも大切にされるようになってくるような感覚です。
そうしていくことで子供たちの心は伸び伸びと育っていくようになってきたと感じます。
結局は何でも親である自分次第だったんだなって、本当に反省ばかりの子育てです。
でもそんなことを気が付かせてくれる子育てってやっぱり楽しい。
子育てをしていて、何だか子供が萎縮気味かな、不安そうかなと思って、もっと伸び伸びと育って欲しいなと感じたら、その解決策の1つとして夫婦仲をもっと良く出来ないかな?って考えてみることもありだと思います。
じわじわと子供たちの雰囲気が変わってきます。
大切にすべき家族の価値観を落ち着いて考えてみて、子育てをもっともっと楽しめるようになる人が増えたら嬉しいです。