子育てに一生懸命なパパママ。
10年以上子育てをしてきて子供の感情が不安定で荒れることが多いなと思ったことが何度かありました。
でもあることを気にするようになってから子供の感情が不安定になる頻度が大きく減りました。
そして、不安定になってもパパママの対応次第で早く改善するようになりました。
それは夫婦仲。
こればかりが子供の不安定な感情に影響している訳ではもちろん無いと思いますが、子供の心に影響を与える大きな1つの要因になることは間違いないと思います。
今となっては反省ですが、一生懸命に子育てをしていると子供ばかりが目に入ってしまい、何か問題があっても子供への直接的なアプローチで解決をしようと考えてしまっていました。
でも過去を振り返ると子供だけを見ていたらいけなかったんだなと本当に思います。
親は子供ばかり見ていますが、子供はいろんな部分を本当によく見ています。
当たり前のように一番信頼して安心出来る相手は特にママ。
その次にパパ、兄弟姉妹とやっぱり家族のことを子供たちは本当によく見ています。
言葉や態度に表さなくても雰囲気もしっかりと感じとります。
仕事に家事に育児、一生懸命に頑張ることも大切ですが、子供のことを本当に大切に想って心身の健やかな成長を願うのであれば、先ずは夫婦仲を心の底から良い状態と思えるように意識することが大切でした。
子供たちを大切にする以上にパパはママを大切にしましょう。
ママが楽しそうにしてたくさん笑っていれば子供たちの精神状態は安心して安定します。
不安定になっても立ち直りが早くなります。
何よりもママがいつも楽しそうにしていると家の中がとっても明るくなります。
そんなパパがママに優しくしたり、笑わせたり、楽しそうにしていること自体も子供たちはよく見ているようで、もちろん個性や個人差があるとは思いますが、子供たちみんながパパがママに接しているような人との接し方が出来るようになって来ました。
兄弟姉妹であったり、友達同士であったり、親子関係でもパパがママにやっているように優しくしたり、笑わせたり、楽しそうに出来るようになった気がします。
自分の幼少期の経験を振り返ってもこのことはあると感じています。
自分は子供の頃から両親の中が本当は良く無いことを知っていました。
表面上は仲良くやっているように振る舞っていましたが、母親は父親の嫌な部分を耐えているんだろうなとか、父親は母親のことを認めていないんだろうなとか、小学生低学年の頃からそんな仮面夫婦的な関係性を理解していた記憶があります。
その両親の関係性が子供ながらに不安でいつも何処となく緊張感を持って日々生活をしていたと思います。
だからこそ、子供の不安定な感情は両親の関係性がとても大切なんだと考えています。
子供たちの感情が不安定になっていて、どうしたら良いのかな?と悩んだらパパがちゃんとママのことを心から好きで、大切にしたいと思えているかを振り返ってみると良いと思います。
ママのことをたくさん笑わせていますか?笑顔にさせていますか?
子供たちの感情が不安定な原因は子供達自身のせいでも無く、ママのせいでも無くて、パパのせいであるのかも知れません。
当然、パパだけが原因では無いことも多いですが、基本的に他人は変えられません、変えられるのは自分です。
自分が変われば周囲の人も変わります。
周囲の人の状態は自分の鏡であることも多いです。
だからこそ、子供たちの感情が不安定だと思ったら自分自身の考え方と立ち振る舞いを変えて見て下さい。
そんなことにも気が付かずにママを疲弊させていた昔の自分に対して大きな反省です。
今も完璧には出来ていませんが、このことに気が付けただけでも良かったと思います。
夫婦関係は子供達に本当に大きな影響を与えますので、パパママの関係性を最重要ポイントとして、子育て中でもパパママの生活をもっと充実させて楽しんでみましょう!
そうすることで子育てがもっと楽しくなります。
みんな笑顔が一番♪