今後、学校教育に少しずつ入ってくるようですが、今まで学校で全く教わらないお金の教育。
親の世代も学校で教わらず、むしろ世の中の雰囲気的にお金の話はあまりしてはいけない風潮が一般的でしたので親もよく分からないことが多いのでは無いでしょうか。
でも、今後は自分らしく生きて行くためにとても必要なカテゴリーだと思います。
学校教育をどんなに頑張ったところで、経済的な部分を社会が全て保障してくれる訳ではありません。
良い学校を出て、立派な大企業に就職をしたところで経済的な安定感はもはや無くなっています。
だから、ちゃんとお金に対して子供の頃から学んでおく必要があります。
お金の話はついつい子供の前を避けて、パパママだけのタイミングで話をしてしまいがちですが、ある程度は普通に子供の前で話しても問題ないと思います。
ただ、自分の反省としてお金に対してネガティブな話ばかりを子供の前でしないように気をつけなければいけなかったと感じます。
いつもお金が足りないとか、いつもケチケチした話ばかりしていては、お金に対して貧しい印象になってしまうのでは無いかなと気になっています。
そして、お金に関して「使う」、そうすると「減る」と言う話題が多くなってしまいがちです。
使ったら減ると言うことも当たり前の事象として子供にしっかりと感覚を掴んでもらう必要はありますが、「使う」ことによる「効果」が何なのかをしっかり知る、考える習慣も必要だと思います。
お金は道具であって、人生の目的ではありません。
だから、お金を使わないことばかりを意識しないようにして、使ったことによる効果が自分の満足出来る程度あるかを考えるようにしてみると良かったです。
そして、お金は使って減るだけではなくて、使って知識や経験を得て、増やすことにも繋がって行くという感覚も意識すると良いと思います。
目の前のお金が単純に減らないように気を付けるだけではなくて、お金を使って減った分、どんな得るものがあったかを認識して、その得た経験を生かしてどうやったらもっとお金が増えるか、貯まるかを考えるように習慣付けると子供の価値観は変わっていきました。
その結果、無駄遣いが勝手に減って、お金が貯まるようになりました。
そうすることで、本当に欲しいものが出来たり、本当に体験したいことに使ったり、更には大切な家族や友達に対してお金を使うようになってきました。
子供の前でお金の話を避けず、しっかりとお金の教育を家で意識した方が良いと思いました。
子供と一緒にパパママもお金についてちゃんと学ぶ姿勢があれば良いと思います。
学校で教わることは学校や塾に任せて、家でしか学べないこともたくさんあります。