子育てをしていていつも反省していることの1つ、自分たち親のイライラ、ガミガミ。
子供のやることなすことにいつもイライラして、ガミガミと怒ってしまっていました。
その当時は一生懸命に子育てをしてしっかりと正しく子供が成長して欲しい一心で教育していたつもり。
でもね、でもそれって違いました。
親である自分が子供を自分の思い通りにしたいだけだったんじゃないかな?って。
面倒だからガミガミ怒ってさっさと直させたい、ちゃんと教育出来ている親と思われたい、または自分で思いたいからガミガミと怒って正論ばかりぶつける、今思えばそれが全ての根源で子供にとって逆効果だったと感じています。
子供は好奇心のかたまり。
好奇心は成長の大きな原動力。
本当は大人も同じなんですよね、好奇心を大切にしなければいけないのに世の中の正しいんだか、正しくないんだか、よく分からない常識へ無理やり当てはめて叱ってしまうことが成長を阻害しています。
そんな溢れる好奇心をやってみて、成功したり失敗したりすることも満足にさせてもらえないから子供たちはイライラしてしまうのだと思います。
もちろん人として大切な部分、道徳的にやってはいけないこと、致命傷になるような危険があることなどはちゃんと教えてあげて守ってあげないといけません、でも良くある状況が過剰に危険を排除すること。
過剰に失敗を排除することです。
子供たちは成功するためとか、安全のためとかに向かって行動しているのでは無くて、やってみたいという好奇心に対して純粋に行動することがたくさんあります。
だから、子供がイライラしているなと思ったらパパママはガミガミ怒らない方が良かったです。
このパパママのガミガミが家族中に伝染しているのです。
もっと言うとパパである自分がイライラしなければママもイライラしない、ママがイライラしなければ子供たちもイライラしない、全部自分が原因だったかも知れません。
子供は本当に親の鏡だとつくづく感じます。
自分がいつも笑顔で楽しそうに優しく接していると子供たちもちょっとの時間差で同じような良い雰囲気になって来ますし、逆もそうです。
自分がいつも疲れていて、イライラして、ガミガミ叱っていた時はママも含めて家族みんなが何と無くイライラする雰囲気が多かったような気がします。
今もイライラしてしまうことがまだ全然ありますが、本当に日々反省です。
でも、子育てをする中で叱らなくてはいけない場面も勿論あります。
そんな時はいきなりガミガミと怒るのでは無くて、ちゃんと優しい雰囲気でなぜそれがダメなのかを丁寧かつシンプルに伝えてあげる。
そして、ここが特にポイントだなと思うことが「子供の月齢(年齢的成長)を待つこと」。
ちゃんと教えたこと、丁寧に伝えていることは子供の頭の中、心の中にしっかり刻まれています。
ちゃんと心に刻まれることと、それがちゃんと出来ることには大きな時間差があります。
そして大きな個人差があります。
この時間差をしっかり待つこと、子供を信じて出来るようになることをずーっと待ってあげることが本当に大切でした。
いつも思いますが、何で昔はそんなことにガミガミと怒っていたのかな?って。
あんなに一生懸命叱っていたことが、ある一定の月齢になれば親が忘れるくらいに当たり前に出来ていることって多いです。
特に兄弟が増えて子育てしていくとそのことに気が付きます。
だから、今ガミガミ怒って直らない、出来ないことをそんなに今頑張らなくても良いのです。
しっかりと成長する月齢を待ってあげれば良いです。
結局月日が経って成長すれば当たり前に出来るようになるなと思えれば、一気に子育ても気持ちが楽になると思います。
気持ちが楽になれば叱り方も変わって、もっと優しく子供に接することが出来ると思います。
そうすると子育てがもっと楽しいです。
何年子育てをやっていても広い心で子育てが出来ていない自分へ日々反省ですが、そうやって子育てを通して親を育ててもらっている状況自体も楽しいですし、子供先生に日々感謝です。
もし子供がいつもイライラしていて困っているならば、自分の顔を鏡てみてみて下さい。
怖そうにしていませんか?それが子供のイライラの原因かも知れません。
そして月齢が大抵のことを解決してくれると思って、子供のイライラが落ち着いてくる時間の流れ、成長を見守る楽しみを堪能してみて下さい。
そうすると叱り方も変わってくると思います。