子育てをしていて小さい頃は何かと親が必要とされて手間がかかりますが、小学校の高学年くらいになってくると、あっという間に子供は自立して行きます。
小学生の高学年、中学生辺りからパパママよりも友達同士で遊ぶことが楽しくなったり、自分で出来ることが増えてきて親子の接点は減ってきます。
子供の自立は素晴らしいことで、健全に成長している証です。
でも家でも部屋にこもってゲームばかりしていたり、スマホをいじってばかり、外出するにも自分は家にいたいと言うようになったりして、今までいつも一緒だった子供たちと接点が減ってきて親子関係は大丈夫かな?
そんな心配をする場面もあると思います。
もちろん子供の自立しようとする意識を邪魔せずに成長を促進させてあげるためには適度な距離感を保つことは絶対に必要だと思います。
でも、何かあったら力になるよ!と言う距離感はあった方が親としても安心ですし、その方が子供たちも安心して思い切って成長出来るかなとも思います。
そんな時、試してみて良かったことは子供の成長と共に、パパママがどんどん「子供を頼る」こと。
子供としても自分がパパママの役に立っていることは自己肯定感が高まってより成長するきっかけになると思います。
何も出来ない赤ちゃんの頃から見ているパパママとして、子供はいつも子供扱いしてしまいがちですが、思っている以上に子供の成長は早くて、思っている以上に子供は出来ることが多いです。
過去の反省として「出来ないだろう」とか「失敗しないように」みたいな先入観と余計なお世話が子供の成長を妨げていました。
親が子供を育てるという感覚に囚われていたのでしょうね。
むしろ、子供に親が育ててもらっているようなものです。
それに子育てはママだけてやるものでもありませんし、パパだけでやるものでもありません。
子育ては張本人の子供たち兄弟姉妹とパパママ、家族みんなで助け合ってやっていくものなんだと思います。
そうやって、お互いを頼り合えるような家族関係を普通に作っておけば、子供が成長してもちょうど良い距離感で適度な接点を持てるようになります。
何でもかんでも頼って甘えるのではなくて、頼る内容やボリューム、頻度は子供の成長に合わせてバランスを良く考える必要があります。
そうしないと子供の自分自身の中で大きな成長機会をロスしてしまう可能性もあります。
子供を頼ると言っても簡単で負担が小さいことから徐々にやってみたら良かったです。
ちょっと買い物を手伝ってとかでも十分、コミュニケーションの1つとして子供を頼ることも考えてみましょう。