小学生高学年から中学生くらいになると段々とお金についての話をしても理解出来るようになってきます。
これからの時代はますます良い学校を出て、良い会社に入ったら一生安泰なんてことは無くなります。
日本国内ではお金の教育がだいぶ遅れているので、YouTubeなんかで検索してもたくさんのお金の勉強動画が出てきます。
もう子供にちゃんとお金の教育をすべき時であって、それが当たり前の時代になっています。
かと言って親の世代は学校でお金の勉強をしませんし、自ら学ぼうとしなければお金に関する知識は乏しいまま大人になってしまっているかと思います。
パパママだからって全てを知っていて、何でも子供に教えられる訳ではありません。
子供へのお金の教育は、いっそのこと子供と親が楽しみながら一緒にお金を学んでいくスタイルで十分良いと思います。
そんなお金の教育の一環として、物の価値を学んで欲しいと思ってメルカリやらリサイクルショップやらで子供の物を売ってみました。
これもパパママが率先して売りに行くのでは無くて、子供がゲーム機のコントローラーが欲しいと言い出したことがきっかけです。
自分の貯金は使いたくないけれど、新しいコントローラーが欲しい。
そんな相談を受けた時にそっと、「何か売ってみたら?」と声をかけてみました。
そうしたところ、もう使えなくなって捨てるばかりだったゲーム機や、もう要らなくなったゲームソフト、コレクションしていたカードを出してきました。
それを本人からメルカリで売って欲しいと懇願。
子供が自分でお金を稼ごうと思う布石として、パパママで自宅の不用品をメルカリに出品、○○円で売れたよ!って会話を何度もしていました。
何となく子供たちも興味をみんな持っていたようで、家にあった物がお金になるという感覚は徐々に感じていたのだと思います。
お金は「もらうもの」ではなくて、「自分で作るもの」という感覚が少しでも芽生えていたのはとても良かったです。
パパママが思っている以上に子供たちは親のことをよく見ていますし、親の感覚に染まっていくようです。
だからやっぱりお金の教育をどうしようかな?と思ったらパパママがしっかりとお金の勉強をしてお金を増やす勉強をしたり、実際に何かをチャレンジしている姿を見せてあげた方が良いのかも知れません。
ちなみに今回子供が選んできた、もう使えないゲーム機はメルカリで何と3,000円で即売れ、そのほかも意外な高額で即売れです。
もちろん子供も大喜び。
自分の持っているもの、もう要らない物がお金になることもあるという感覚を学びました。
メルカリでの出品や手続きはママがやってくれましたが、コンビニで発送用の箱を買って、その箱に商品を入れて、コンビニで発送と子供自身が一生懸命やっていました。
今まで物の価値なんて考えたことが無かったと思いますが、今回の不用品販売で「ひょっとしたらこれも売れるかな?」と言う物の価値を考えるきっかけになりました。
小中学生からこの自分でお金を生み出す感覚が少しでもあれば、この先楽しみだなと感じました。
反対に昔の自分のお金の関わり方を反省すると単純にお金をあげたり、物をあげたりと簡単に喜ぶことをやってしまったことです。
金額が小さかったり、気分が良い時なんて簡単に物を買ってあげてしまったりしていましたが、それしかやらないとお金はねだってもらう物という感覚だけになってしまいます。
そんな場面も必要ですが、それはおじいちゃんおばあちゃんに任せて、パパママはちゃんとお金の教育を考えてお金と関わらせてあげないと子供本人が将来困ってしまうだろうなと少し反省しました。
子供にも遠慮無くお金の話をしましょう。
自分で稼げる力、増やせる力などの経済力を持てる持てないで人生の自由度は変わってきます。
学校で習う勉強ばかり一生懸命にやっても子供の幸せな将来が待っている訳でもなく、人生の自由度が増す訳でもありません。
自分らしく心豊かで幸せな人生を送ってもらうためにもお金の教育は必要、その一環として自分の物を売ってお金を作り出す経験は良かったと感じています。
物の価値を考えるきっかけになった点でとても良かったですし、その経験の良い副産物として断捨離的な感覚もちょこっとだけ気が付いたかなと思います。
物の価値、自分は要らなくても欲しい人がいるから売れる。
まだ人気があるタイミングで売ればもっと高額で売れる。
いろんな物の価値を考えるきっかけになります、子供部屋は知識的にも経済的にも、良い経験が出来る宝の山かも知れません。