4人の子供を子育てしていて、毎日のように兄弟姉妹でケンカ。
もうウンザリ。
そう思っていたのも懐かしく思えます。
今となっては確実に昔よりも兄弟姉妹のケンカが少なくなりました。
子供のケンカが大きく減った理由の一つとして『親が怒らない』ことだと感じています。
昔はもっと子育てに慣れていなくて、無理にアレもコレも頑張り過ぎていました。
一生懸命に子供にが変わり過ぎたのですね。
そんな子育て初心者も年月が経って慣れてくると子供の成長過程として必要なこと、しょうがないことが少しずつ分かってきます。
そして、子供はちゃんと親の背中を見て、親が大切にしている価値観通りに育っていくものです。
ただ、子供の成長には時間がかかるだけです。
子供一人一人に個性があって、大きく成長するタイミングもまちまち。
だから、いちいちガミガミと怒ることをやめてみましょう。
時折り注意すべきことはしっかりと伝えますが、怒りを全面に出さないことが大切。
イライラしたり、怒り全開モードにしなくてもちゃんと子供には伝わります。
直ぐに直らなくたって、そのうち直ります。
直らなかったら、それも個性の一つです。
そうやって極力おおらかに、優しく接している日が続けば続くほどに子供たちのケンカは減りました。
もちろん完全にケンカしなくなる訳ではありません。
でも確実に子供たちのイライラする頻度と長さは減りました。
親がケンカの種、イライラを伝染させていた部分も大きかったのだと気が付かされました。
子供のケンカが多くて子育てに困っていたら、親が怒ることをやめて見てください。
半年、一年、二年と穏やかな接し方が続けば続くほどに子供たちのケンカは減ってきますし、ケンカしても長引きにくくなります。
パパママの子育て心構えの一つとしてあった方が良いと思い、昔の自分に反省しています。