毎日毎日顔を合わせればケンカ。
そんな兄弟姉妹、子供のケンカでうんざりしている時はありませんか？
自分は何度となくありました。
兄弟姉妹がいるからこそ、心置きなくケンカという経験が出来て良いかな、そう思ったこともありますが、毎日見ていると親としてもうんざり。
イライラがパパママまで伝染してしまいがちです。
子供同士のケンカはある程度やらせておいた方が良いとも思いますが、余計なケンカを減らす方法として良かったことが１つあります。
その余計なケンカを減らす解決方法は、「物理的な距離感を離れさせる」こと。
兄弟姉妹がケンカする原因は自分の思い通りにならないことがきっかけになるケースが大半です。
当たり前のように毎日一緒に過ごす兄弟姉妹がいるせいで自分の思い通りにならない、そんなことがイライラを誘って毎日ケンカします。
そんな時はイライラしている子供が誰にも干渉されずに１人で自由に過ごせる場面を意図的に作ってあげました。
日常の買い物を行くときに上の子は自宅で留守番、下の子はパパママと一緒に行ってみたり、寝る部屋を分けてみたり、遊ぶ部屋を分けてみたり。
子供たち１人１人の自由な環境を作ってあげて、その上で家族全員で楽しく過ごす時間も演出してあげる。
やっぱり子供は子供、家族みんなで笑っている時間が安心するはずです。
ポチップ
そんな時間のために、自分の時間、自分の空間を意図的に作ってあげると子供同士の余計なケンカは減ったように思います。
何でもかんでも無理に家族みんな一緒に過ごすことを当たり前としていたことにパパとして反省でした。
子供は親が思っている以上に成長が早くて、自分の興味関心に向かって自由に進みたいものです。
離れる時間（自分の個を成長させる時間）があるからこそ、家族のありがたみが分かるものです。
子供たちも家族のありがたみを感じることで、余計なケンカは減ります。
注意する点は全くケンカをさせないようにしてしまうこと。
ケンカは１つのコミュニケーションでもあります。
安心して兄弟姉妹でケンカが出来ていれば、外で他の子供とケンカすることが減るので無いかと思います。
毎日、子供がケンカしてもううんざり。
そう思ったら、いちいち怒らずに意図的に兄弟姉妹の距離を離してみてはいかがでしょうか。
子供たちがイライラすると言うことは本人の個性、好奇心が爆発的に成長する場面かも知れません。
意図的にケンカをさせたままにしてみたり、意図的に兄弟姉妹の距離感を離すようにしてみたり、親がそうやって意識していることで親のイライラもかなり軽減されます。
今はケンカコミュニケーションで経験を積む場面、今は距離を離して自分の好奇心を全開に楽しむ場面、またはじっくりと子供たち自身が物事を考える場面、そうやって子供の成長を楽しむことが平和で楽しい子育てになると思います。
月齢的にケンカをしてしまう致し方ない時期もありますが、「物理的な距離感」を意識してみると子供のケンカを減らす１つの方法にはなりました。
ポチップ
