子育て世代で行きたいけれど、なかなか行けない家族旅行。
なかなか家族旅行へ行けない理由は「お金がない」、「時間がない」、大抵はこんな２点ではないでしょうか？
私も過去はそうでした、でも考え方だけ変えたら一気に家族旅行へたくさん行けるようになりました。
たくさん家族旅行へ行けた考え方のポイントは旅行を家族の思い出作りの「レジャー費」だけでは無くて、子供の将来に繋がる「教育費」として親が考えたこと。
より厳密に表現すると、「旅行」では無くて「旅」であり、「冒険」というイメージです。
いつもと違う場所に行くことを一時のご褒美や思い出作りとして考えてしまうと、１回の旅行の数日間で５万円も１０万円も費用がかかったら高い、お金がもったいないと感じてしまいます。
でも、どうでしょう？その５万円、１０万円が子供たち全員と親、みんなの将来に繋がる教育で、一生残る思い出とともに学校では習わない知識体験が得られると考えたらコスパ良く感じませんか？
習い事を週１回通って、月１万円の教育費がかかるとして、子供が３人いれば月３万円、年間にすると３６万円です。
習い事が２つだったら年間７２万円、３つだったら１０８万円。
海外旅行まで毎年行けてしまうような費用感ではありませんか？？
教育費＝学校、塾、習い事、そんなイメージですが、この教育費の中に「旅」があるという感覚になったら、一気に家族で冒険の旅に出掛けられるようになりました。
本人がやる気のない余計な塾や習い事は極力やめて、安全のためにスイミングだけはクロール、背泳ぎ、平泳ぎまでマスターしたら卒業制度で通わせました。
他は本人がどうしてもやりたいと言い始めた習い事を、やりたい頻度だけでミニマムでやらせました。
塾も子供たちが行きたいと言い始めた中学生からで十分でした。
その分、親の金銭感覚と教育として必要なものごとの意識が変わって、旅に使う費用は１回で１０万円、２０万円と増やせるようになりました。
ただ、１点注意というか、気を付けていたこと、それは「レジャー」では無くて「教育」としていろんな場所へ行くこと。
遠くの場所、初めての場所に行くと、今までの感覚ではウキウキワクワク、余計に贅沢し始めることが多いのです。
せっかくここまで来たから美味しいものを食べよう！とか、レジャー施設に行って遊んじゃおー！とか、お土産も買って帰ろう！ってなるとお金がいくらあっても足りません。
そんな遊びでいろんな場所に行きたいのであれば、今まで通りにたくさんお金を稼いで、貯めてから行かないと家計が持ちません。
私は収入が全く増えていない状況の中、この考え方の変化で一気に子供たち４人と奥様を連れて２年間で４７都道府県と海外へ１回行くことが出来ました。
これだけたくさん家族と遠くに行けたポイントは断捨離。
お土産は最小限、食事にはこだわりすぎない、宿泊先はコスパ重視、移動はマイカーなど、抑えられるものを抑える代わりに１つだけ目標として「最短で日本全国制覇」と決めました。
要するにたくさん初めての場所に行って、たくさんの新しい景色を見て、たくさんの経験をすること、「行くこと」に特化しました。
今までたいして遠出が出来ていない状況から、一変して旅に行きまくった結果はどうだったかというと、教育上とても効果があったと実感しています。
何が変わったか、一番簡単に分かる変化が「テレビ」を見ている時。
テレビで出てくる日本各地の映像を見て、ここ行ったよね！こんなことあった場所だよね！って子供たちみんなが何となく覚えているのです。
あとは地図を見て、今どこにいるかを確認しながら旅をしたので、日本地図に関してはどこに何県があるのかを子供たちみんなよく知っています。
座学として学校で習うことも大切ですが、実際に自分たちの目で見て、肌で感じた情報はリアル感が全く違います。
そして、私が旅を教育費と考えて移動し続けるもう１つの理由、それは人生は「自由」で良いということ。
いつも同じ場所にいると、子供たちはその狭い場所が自分の世界だと思ってしまいます。
でも、日本は広い、世界は広い、世界には今いる場所と全然違う場所がある、そう知ってもらうことで今いる場所に囚われず、今の場所で嫌なことがあったら、自分らしくいられる場所に移動すれば良いと知ってもらいたかったからです。
周囲に合わせるばかりではなくて、自分が自分らしく居られる場所が世の中にはたくさんあると知ってもらいたいから、たくさん旅に出るようにしました。
そして、たくさん旅に出て、たくさんの地域、世界を知ることで、今いる環境の良さも、子供たちが自然と深く理解できるようになりました。
今住んでいる家、地域、こんな当たり前がありがたいと知ってもらうことも出来ました。
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今まで怠惰だった自分には本当に反省です。
いつもの感覚からはみ出た遠出をする事で子供たちは本当に大きく成長をしましたし、その成長を親から見てとても実感出来ます。
子供たちは旅するごと、確実に頼もしくなっています。
ちょっと遠出ではなくて、しっかり遠出する旅。
時間やお金、手間、そんなことを考えて大した旅も連れて行ってあげていませんでしたが、あっという間に子供たちは大きくなってしまいます。
中学生以上になったら、自分のやりたいことを見つけ始めて、自分の時間を一緒に過ごしたい相手も家族以外にも増えてくると思います。
だから一番上の子が小学校高学年になった頃、もう家族全員で旅するなら、今行くしか無いって、急に焦り始めましたが焦って良かったです。
時間は戻ってきませんが、お金は後でも何とか出来ます。
旅も意外と踏ん切りつけて、取り敢えずホテルを取って仕舞えば、行けちゃうものです。
レジャーとしてたまに旅行へ行くときはワクワクでしたが、旅・冒険になるとをワクワクを超えてドキドキになります。
やってみるとここが結構ポイントでした、ドキドキする予定を思い切って組んで仕舞えば、あとは行くだけです！
ドキドキする旅の予定を思い切って取ってしまって、旅へ行った後に後悔したことは１度もありませんでした。
結局、コスパ最強で家族旅行へたくさん行くためには「考え方を変える」ことが１番効果ありました。
「レジャー費」ではなくて「教育費」、「旅行」ではなくて「旅」であり「冒険」、そして「時間は戻らない」、親の考え方が変わればすぐに行けます。
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