日々便利になる家電。
それをたくさん捨ててみました。
結果、電気を使うもの自体が減って電気代が安くなって、更には根本的に家電を買う費用も掛からなくて長期的には結構な家計改善、そして節約になっただけでは無くて生活がスッキリとても快適になりました。
家電を捨てると言っても、全部捨てる訳ではありません。
本当に必要な最低限の家電だけにするということです。
例えば、空気清浄機、加湿器、除湿機。
以前は使っていましたが今はありません、その代わりにちゃんと朝早く起きて窓を全部開けて換気をしたり、エアコンをつけて洗濯物を部屋干しして加湿したり、エアコンで除湿したり。
そもそもちゃんと頻繁に窓を開けたり、空気の流れを作っていたら無くても大丈夫、むしろ自然に任せたほうが快適でした。
そして各部屋にあったエアコン。
これもリビングの1台に集約。
その家庭状況にもよりますが、各部屋にエアコンを置いて快適にしすぎることで部屋に閉じこもりがちなので、あえてリビングだけに強力なエアコンを1台にしました。
その代わり、夏場は部屋にいて少しでも涼しくしたい場合はドアを開けて、部屋では扇風機を回して過ごします。
そうすることで家族の声が聞こえたり、一緒にリビングで過ごすことも増えました。
家電は日々進化してとても便利なもので溢れかえっています、その便利さを追いかけるのでは無くて、ある程度で満足すると気持ちが軽くなってスッキリしました。
テレビも1台だけ。
それも32インチとそんなに大きく無いサイズ、むしろもっと小さいサイズでも、はたまた1台も無くても良いとも思っていますが、まだ家族が必要だと思っているので1台だけは残しています。
テレビも習慣に侵されていて、無ければ無いで特に問題ない家電です。
今時はスマホでもPCでもネットで情報が取れますし、むしろテレビの情報は無駄が多くて偏った物事の伝え方なので面白みに欠けていると感じます。
あとはまだありますが、家の固定電話も本体1台だけ、本当はこれもいつか要らなくなると思います。
子機は全て捨てました、スマホがあれば十分です。
必要なものは冷蔵庫、洗濯機、エアコンが各1台あれば最低限のことは足りると思います。
あとはテレビ、炊飯器、電子レンジ、トースター、ドライヤー、プリンター、固定電話、そんな程度があれば十分です。
無理に最小限の数にする必要はありませんが、徐々に不必要な家電を捨てていって感じたことはとても快適。
家電を最小限にすると何が快適かというと、先ずはお金がかからない。
所有している家電、日々使っている家電の種類と数が少ない分、買い替えのお金が圧倒的に掛からなくなりました。
それと、それらを使うために使用していた電気料金、大きく変わった訳ではありませんが、エアコンの台数も2台とか減らしたりしていて、使う家電が減ったぶんそのまま電気代も抑えられています。
あと副産物的な他のメリットとして部屋が広く使えるようにもなりました。
テレビなんか各部屋に置いていましたし、一時はテレビの画面が大きい方が良いみたいな世の中の風潮があって、ちょっと大きめのサイズを買っていましたが、とにかく邪魔。
コンパクトなテレビ1台にしたら、部屋が広々、スッキリ快適です。
人間は大したもので、便利なものがあれば甘えますが、なければ無いで工夫して快適にうまく過ごすものです。
初めは子供達や奥様から理解されない部分もありましたが、結局は最小限の家電生活で全く問題がありません。
あとは、その浮いたお金でたくさん旅に出かけるようにしています。
家を快適にしすぎるよりも、家の快適さを抑えておくことで、外に出掛けようという気持ちが出て来ました。
経済的にもその余裕が出ました。
そして、旅にたくさん出掛けるようになったら、それが楽しいですし、家にいる時間が少ないからそんなに便利家電も必要無いと実感出来るようになります。
結果としてとても快適で楽しい生活になっています。
家電を捨てただけで、家族の行動パターンが変わりました、変わり映えの無い何となく家で過ごす時間の多かった毎日が積極的に外へ出て新しい場所に行ったり、新しいことをしたり、新しい発見がたくさん出来る生活に変化しました。
これが一番のメリットでした。
全部を捨てる必要はありません、その家電は本当に必要ですか?
効果的な節電方法として、家電を断捨離することはとても効果的だと思います。
節電のためにやったことが家計改善だけでは無くて、心身の健康、生活の充実に繋がると言う副産物もあります。
1度、凝り固まった先入観、勝手に出来上がってしまった日本人の世間一般常識から離れてやってみることをおすすめします。
きっと今までよりも自分らしく快適で素敵な毎日が待っていると思います。