兄弟姉妹がいると親を悩ますケンカもあります。
顔を合わせればいつもケンカ、そんな時期もありました。
特に子供同士のケンカが多かった時期は小学生の頃。
そんな小学生同士の習慣的な兄弟姉妹のケンカはいつも『個人に注目する』ことで解消していました。
子供のイライラの原因は何かしらの部分で『自分が満たされていない』こと。
小学生になると、子供たちは親元を離れた学校という環境で先生や生徒のお友達と幅広い人付き合いをするようになります。
その初めての社会でいろんなことを頑張っていて、いろんな他人との協調性を学んでいきます。
そんな刺激の多い学校生活から、自宅に帰って兄弟姉妹と意見が食い違ったり、兄弟姉妹がいるおかげで自分の思い通りにならないことがあって、イライラが爆発してしまうのだと思います。
だからこそ、親が子供との接し方で大切にしなければイケナイと感じたことが、この『個人に注目すること』です。
親から見て、複数の子供がいれば、まとめて『子供』と見てしまいがちですが、そこはちゃんと『個々』を見て、聴いて、寄り添ってあげましょう。
特に意識していることは『一番イライラしている子を最優先』にすること。
一番イライラしている子に対して、親の方から積極的に声をかけて、抱っこをして、注目してあげています。
人は優しくされることで、他人に優しく出来るのでは無いかと思っています。
そんなこんなをしているうちに、違う子供が一番イライラする時期が来れば、その子を注目します。
兄弟姉妹が多ければ多いほどに家庭内でも色々と複雑な人間関係が発生します。
小学生同士のケンカが多くて困っていたら、一番イライラしている子供1人を特別よくみて、先ずは優しく心を満たしてあげるとよかったです。
子育てにも使えて、子育て以外でもとっても役立つ本です。
人を動かす普遍の真理を知っておくと子育てをもっと楽しめるようになりました。