独身から結婚、子供が生まれて自分以外にかかるお金がどんどん増えます。
収入はそんなにすぐ増えないので色々と節約をして何とか家計を回そうと頑張っていた時期もありました。
ところが、子供が4人に増え、10数年子育てをしていて分かりました。
子育て中にやるべき『節約』はありません。
自分の過去を否定する話で残念です。
子育て経験が増えていくほどに節約では追いつかないことがリアルでした。
では何が必要か?どうやって家計を回すのか?
経済的な余裕、安定のためには『やめる』ことがとても重要でした、要するに『断捨離』。
節約ということは本当に必要なことを判断しないで、満足度やクオリティを下げても費用を削るようなもの。
それよりも、無駄なもの、重要度の低い物事をやめてしまうことで、そもそものかかる費用がごっそりとカット出来ます。
過剰な人付き合い、無駄な人付き合い、楽しくない人付き合いもそう。
過剰な見栄、無駄な見栄、楽しくない見栄もそう。
自分にとって本当に価値があるものに対して優先順位をしっかりつける。
そして、優先順位が高いものに対しては節約なんて考え方は捨てて、満足出来るだけのクオリティに投資する。
こんな価値観、お金の使い方にしたら、ものすごく贅沢に満足出来る生活をしているのに、家計は安定するようになりました。
家族で外食することを中途半端に節約していると、外食に行ったお店でもお値段を気にして注文。
そんな感覚だった時、とにかく徹底的に外食をしまくってみました。
そうしたらどうでしょう。
濃い味、添加物の味が気になるようになり、どこでも同じような味でイマイチ外食に気が進まなくなりました。
結局は奥様が作ってくれる家庭の味が1番と心底気が付きました。
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その結果、外食は大切な人とのコミュニケーションの場所という感覚になったので、特にチェーン店は行くことがかなり減りました。
どうせ外食するならば、金額にとらわれずに行きたいと思うお店を自由に選んでいます。
それでも節約思考で外食していた時よりも、大幅に外食費は減りました。
その他にも家族での旅も節約せずガンガン行けるようになりました。
たくさん旅に行くことには惜しげなく投資しますが、外食には興味が減ったので体験を価値とする食事以外はかなりお安く済ませています。
このように子育て中は何かとお金がかかるので必死に節約しがちでしたが、結局『節約』と考えているうちは家計は楽になりませんでした。
節約よりも『何が本当に必要か』を知り、『余計なことは潔く捨てる』ことの方が余程大切でした。
この感覚も子供が増えて、更に子供が成長してお金がより多く掛かるようになると益々、断捨離のレベルアップをしなければ家計は安定しません。
でもその時、必死になって考えるので、諦めずに何が本当に大切かを考え抜けば何とか出来てしまいます。
いつも過去を振り返って、あれば無駄だったと反省します。
節約では無く断捨離、大切なことに投資することを意識していくことでドンドン価値観が変わり、お金の苦労は減ってきました。
親がお金のことを学び続ける姿勢は家計に良い影響を与えるとともに、子供への教育としても良い影響があると感じています。
結婚、子育てとお金では買えない学びと幸福感があります。
独身時代からでも、子供が生まれる前でも、早めのマインドチェンジがおすすめです。
お世話になった学長の本、お金の勉強にかなり役立ちました。
我慢して節約するくらいだったら、千円、二千円の本に投資した方がよっぽど家計は楽になります。