子供へお金の教育でやって良かったことベスト1位、それは『日常的にお金の話をする』こと。
子育てをして10数年、今振り返ってもやっておいて良かったことはこれです。
細かなルールややり取りは色々と試して、良し悪しありますが、お金の話を子供が小さいうちからやっておいてデメリットは今のところ感じていません。
子供が幼稚園の頃から普通にお金の話をしています。
4人子供がいれば、みんな使い方が違います。
手に入れたお金を直ぐに使い切ってしまう子供もいれば、コツコツとためていく子供もいます。
小学生の低学年くらいまでは、使い過ぎ、無駄遣いに心配をして口を挟んでしまったこともありますが、結論的には子供のお金は子供の自由に使わせてあげた方が良かったです。
人間は失敗を繰り返して学習していきます。
お金の使い方を小さいうちに失敗させてあげた方が、小学生の中学年、高学年になってから大人顔負けの良いお金の使い方に成長しました。
ただ、ここで1つ大きな注意点。
ゲームの課金だったり、おもちゃだったり、大人の価値観では大きな無駄遣いと思うことにもちゃんと使わせてあげること。
大人も子供も価値観はそれぞれ、大人が理解出来なくても子供にとってはとても魅力的で高い価値を感じることも沢山あります。
この子供の価値観を潰してしまうと、チャレンジ精神を阻害してしまう気がします。
子供も大人も関係なく、1人の人間。
個性を尊重して、『自分のお金』は『自分の価値観』で納得行くように使わせてあげることがとても大切だったと思います。
夫婦でも、親子でも、家族みんなでも、兄弟姉妹でも、『お金の話を日常的にする』ことを大切にしてみると子供のお金の使い方がとっても上手になりました。
日本人のお金の価値観、お金の話への抵抗感はまちまちなので、お金の話をオープンにするのは『家族内』だけにするルールだけは作っておいた方が無難かも知れません。
お金の教育は学校だけではまだまだ足りません、積極的に親が学び、子供と一緒に考えてみたらとても良かったです。