子育てをしていて、子供のマナーが悪くて叱ってしまうことありませんか?
言葉遣い、食事の仕方、人との関わり方、お片付け、マナーについて上げれば切りがありません。
そんな風に教えたつもりはないのに、なんでそんなことするの?
そう悩む親も多いと思います。
まさに自分がその繰り返しでした。
なぜ子供がマナーの悪いことをやってしまうか?
その答えはやっぱり『親』です。
マナーを教える前に、パパママがどこから見てもマナーの良い大人であることが基礎。
これは間違いありません。
子供は親の鏡です。
だから、子供のマナーを良くするための結論は親のマナーをしっかりと気を付けること。
そう言うと、自分はマナーを重んじたちゃんとした立ち振る舞いをいつもしている!と反論もありそうですが、これも違います。
子育てをしている実体験で本当に何度も反省した部分ですが、大人が気を付けている部分とは違った部分も子供たちはしっかりと見ています。
だから、子供のマナーが悪いとしたら親の影響が必ずどこかにあります。
親が伝えたかったこととは違った捉え方をされてしまうことがとても多いです。
ちょっと遊びのノリで使った汚い言葉も簡単に真似をします。
子供にとってはどの場面で誰に使って良い言葉かなんで気にしていなくて、ただ面白い言葉だと思ってどこでも誰にでも使ってしまうのです。
立ち振る舞いにしても同じ。
仲の良い相手だから軽く叩き合いながら話していても、人を叩くという行動だけを切り取って子供は覚えてしまう危険性があるのです。
冗談の言い合いでツッコミの叩き方も、小さい子供にとっては違いが分からずに人を叩いてしまうきっかけになり得ると言うこと。
子供も小学校の高学年、中学生くらいになれば言葉で伝えて理解してきますが、それでもやっぱり部分的に切り取られてしまう危険性は必ずあると思います。
もし、子供のマナーが悪いと思った場面があったら、一度自分の行動を振り返ってみて下さい。
まさか!?という過去の場面から一部分を誤解して切り取られて子供が行動してしまっていることに気がついてドキッとすることがあると思います。
いつもはやらないようなこと、一回しかやったことがないこと、そんな単発的な部分でも簡単に切り取って真似されてしまいます。
人の目を見ないでいつも話していれば、子供も人の目を見ないで話をするようになります。
物を投げて渡すようにしていれば、子供も物を投げて渡すようになります。
本当に子供は親の鏡です。
子供のマナーをどうやって教えたら良いか?そう悩んだら、先ずはパパママのマナーがしっかりと出来ているかをチェックすることが教え方の基礎になります。
これは何十回も反省していることなので、間違いないと思います。
ただ、悪い部分ばかりではありません。
いつも笑顔でいたり、いつも元気に挨拶したり、いつもきれいに楽しく食事をしていたり、いつも人に優しくしていたりすると子供たちも同じようになってきます。
これが子育ての楽しい部分だなといつも思います。
子育ては親育てです。
パパママが鏡を見てマナーの良い大人でいるかを振り返ってみましょう。