人生で大きな出費の3つ、家、車、保険。
その保険を見直すというお話。
車の保険や、家の火災保険など損保は必要ですし、子供が自転車で他人を怪我させた時の保険も必要、そして最低限の生命保険も必要かも知れません。
でも不安を考えたら何も出来ませんし、思考回路が停止します。
保険も全部同じに考えるのではなくて、大きく分けて「損保」と「生保」でちゃんと目的の違いを理解した上で入るべきです。
そして、資産状況に合わせて見直して行くことも大切です。
例えば、不動産投資を初めて行くと生保の代わりになります。
物件購入の際にローンを組んで、団体信用保険に入ればもしもの時にはローンの支払いは必要がなくなります。
自分にもしものことがあったら家族が心配、そんなための生命保険であれば徐々に減らせます。
マイホームのローンが無くなれば家族の住む場所は確保されますが、固定資産税は毎年かかりますし、それに建物が古くなってくればもちろん修繕費がかかってきます。
そして生命保険の場合は保険金として一時金が支払われることが大半では無いでしょうか?
そうするとまとまった金額が入ってくるけれど、徐々に減って行くだけ。
そして1番のポイントは生保ではもしもの時が来なかった時に増えない。
ここが大きな違い、時間の価値を使い切れていない点。
その点、不動産投資をして家賃収入を得ていれば、もしもの時は物件購入のローンが完済されるので家賃収入だけ入ってきます。
そしてもしものことがなくても収益が上がり、そのローンが完済されたら丸々自分の資産になります。
貯蓄型の保険もありますが、金利が低い今の時代では資産を増やすスピードはかなり遅いです。
それであれば、金額が安い掛け捨ての生保を少しだけやっておいてあとは別の投資に回した方が余程保険よりも将来の安心に備えることが出来ると思います。
でも注意はやっぱり損保は必要です。
自動車の保険、住宅の火災保険、不動産投資で保険の代わりになる部分は生保の意味合いだけです。
何となく日本の世の中的に、保険は入っておいた方が良い、入るのが当たり前だ、そんな風潮がありますが、時代は変わっています。
そして、自分の人生の時間も有限です。
十分満足するくらいに資金が潤沢にあれば細かく考えず生保に入っておいても良いとは思いますが、もしもっと不安も軽減しながら、経済的にもっと余裕を持ちたいと考えるのなら、生命保険は断っていくことも検討してみてはいかがでしょうか。
一定の保険料は税金の控除対象になりますが、その掛け金を使って得られる税制優遇金額と、その掛け金を使って投資をした場合に得られる収益のどちらがメリットあるか、そんな観点を持っておくと良いです。
それも単年ではなくて、長期的に考えた時に生命保険料を払っているつもりで毎月、毎年の金額を不動産投資の頭金にする、そして収益物件を購入する。
または株式投資などをして少しずつ配当収入を増やす、そんなことも比較検討してみると良いと思います。
東京、新宿の街にそびえ立つ立派なビル群は人間の不安で出来たビルがたくさんあります。
保険屋さんのビルです。
あんな一等地に大きく立派なビルが立ってしまうくらいに保険屋さんは儲かるのです。
自分でも今考えると感じますが、見えない不安に対して自分の頭を使わず、世の中の一般的な常識に流されるままに保険に入っていました。
入るべき保険もあるでしょうが、よく考えずに保険に入っていて、毎月の支払いがあって、それを何年も続けていた、そんなことがありました。
見えない不安にお金を使わないで、何に不安を感じるのかをしっかり判断、分別して保険以外のことで解消出来る可能性に気付いた方がお得です。
自宅、マイカー、生命保険、よく見直したら経済的な余裕に近づく可能性有りです。
人それぞれの考え方や状況がありますし、将来何が起こるか分からないので確実ではありませんが、私は余計な「生命保険」を解約してとても良かったです。
その解約した保険料も含めて、不動産・株という資産を地道にコツコツと積み上げて育つと、保険に頼らずに経済的な不安は大きく減ってきました。
何も考えずに入っている「生命保険」があれば一度見直してみてはいかがでしょうか?