子供、生徒、部下、人を教え育てる時に必要な心構えとして「権力による恐怖で支配しないこと」がとても大切なポイント。
これを意識してやってみると、とても効果を実感することが出来ます。
ついつい、強い立場にいると、思い通りに成長しないことに対して強い対応で押さえ付けてしまいがち。
教わる立場にとって、恐怖感で支配をされている状況。
教える側としては間違いを正すために一生懸命にやっているのですが、実はかなり効率が悪くて逆効果。
教わる側は人間の本能として「身の安全」を確保すること、リスクを回避することが最優先の意識になってしまいます。
そんなリスク回避に意識が向いている状態で、教育する内容が入ってくる訳がありません。
過去、そんなことにも気が付かずに、パワー的な教育をやっていた自分に対して本当に反省。
そして、かなり意識して減っているとは思いますが、まだまだ気が付かないうちに権力を振りかざしてしまう時があるとも思っています。
教えるという強い立場、権力を持つ立場にいると、ついつい権力を使ってしまう、それは教える側が楽だから。
でもその権力による恐怖の支配から脱しないと本当の教育者にはなれないのではないかとつくづく感じます。
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教わる側が完全に安心感を感じ、恐怖で物事を押さえ込まれるようなことがなくなった時、じわじわと自らが勝手に成長を促進させていきます。
本質的に成長していく感じ。
即効性はありませんが、じわじわと確実な効果を感じます。
子育て、学生指導、部下教育、誰か人を育てるとき、権力を振りかざすことを一切やめて、恐怖感を全て取り除いた安心感に満ちた状態をまずは目指しましょう。
そうすることでグングン成長が促進されていきます。
この成長を感じることが、教育する側としてもとても充実感を感じるため、両者にとってとても幸福なことだと思います。
人を育てる、教育者である立場になれば、先ず最初に考えるべきこと、意識しておくべきことは「権力による恐怖で支配しないこと」です。
教育する側としては遠回りで、思うようにいかず、大変かも知れませんが、「教わる側の成長」という教育本来の目的からすると、近道になる確率の方が高いと感じています。
人を育てることは、自分を育ててもらうこと、教育させてもらっている相手に感謝の気持ちと愛情を持つ心構えを忘れないようにしましょう。