子供の無駄遣いがひどい。
そんな物いらないでしょう!?
そんなことを感じているパパママも多いのでは無いでしょうか?
もうどうしてあげたらお金の使い方が上手になるのか分からない。
そう思っていた時もありましたが、子育てをしていて大切なことに気が付きました。
それは『お小遣い制をしないこと』。
もっと正確に言うと、何もしないで毎月勝手にお金をもらうと言う仕組みをやらないことです。
給料日を楽しみに毎月お小遣いを使い切る金銭感覚がダメなサラリーマンと全く同じ現象になってしまいます。
そもそもお金は誰かの役に立って、感謝の気持ちとしてありがたく頂けるもの。
既得権のように何もしないで毎月お金をもらえるような習慣にしてしまうと子供もお金の使い方が上手になれません。
これは固定給のサラリーマンを長年続けている大人にも同じことが言えると思います。
家事や育児などママの役にたった分だけお給料を貰う仕組みにしたら無駄遣いが徐々に減ってきました。
その代わり、自分にとって本当に価値があると思ったことに対してはしっかりと使います。
ゲームの課金、お菓子、友達へのプレゼントなどと、大人との価値観の差はあれど、その子供にとって価値のあることへお金を使えるようになりました。
ここで絶対に気を付けなければいけないことが、親が子供のお金の使い方にとやかく口出しをしないこと。
これはかなり大切なことです。
自分の頑張りで稼いだお金を自分の自由に使えないと分かったらお金を稼ぐ意欲が大きく減退してしまいます。
反対に、自分で稼いだお金なら自分の好きなタイミングで好きなことに好きなだけ使えると知ると余計なことにお金を使わなくなります。
だから親は子供のお金の使い方に対して絶対に口出ししてはダメ。
もう一つ大切なこととして、お金の使い方はお金を使って覚えていくものだということ。
無駄遣いや失敗を繰り返して子供もお金の使い方が上手になってきます。
だから、やっぱり自分で稼いだお金に対して周囲が口出ししてはいけません。
子供本人が判断する練習が大切。
お金は自分で稼いで、自分の判断で使っていく、これがお金の使い方が上手になる基本。
子供の無駄遣いが止まらなくて心配なのであれば、毎月定額であげるようなお小遣い制はやめてみましょう。
そして、何でもかんでも欲しいものを買ってあげることもやめましょう。
教育としての習い事や生活に関わる部分だけはもちろん買ってあげますが、それ以外はお給料制の方がお金の使い方は上手になると思います。