ありがたいもので色々ありながらも父親歴は10数年になりました。
たくさんの失敗や反省を繰り返しながら、今感じる父親としての子育ての心得。
それは『変化する距離感を理解する』こと。
どう言うことかと言うと、一般的に母親は常に子供と近い距離感にあると思います。
これは子供が大きくなっても大して変わりません。
でも父親は違います。
乳児の頃はやっぱりママ。
幼児になったら、遊び方の違いでたまにパパ。
それでも基本はママ。
だからといって注意すべきは仕事や趣味一辺倒で父親が自ら親子関係で距離を置きすぎない事。
父親はいざという時に頼りになる存在、子供の気持ちに余裕があるときにたくさん遊んでくれる存在であれば良いと思います。
例えば日々の勉強で母親が口出ししていたら、父親はガミガミ言う必要も無いと思います。
母親がやってくれていることに対して父親はそっと見守っておけば良いと感じています。
もちろん家庭の数だけいろんな親子関係があると思いますが、父親の基本スタンスは自ら距離感を変化させることでは無いでしょうか。
子育てをしてきた数10年、失敗と反省の繰り返し。
今もその最中で偉そうなことは言えませんが、過干渉もダメでしたし、不関心もダメでした。
子供がどんな接し方を求めているのか?
子供がどんな状態にあって、どうしてあげることが良いのか?
そんなことを日々考えながら、父親という役割をありがたく楽しんで子育てしています。
父親と母親はやっぱり違います。
その違いを理解した子育てを心構えとして持っておくと良かったです。
最後に1番重要だったこと。
それは『いちいち怒らない』ことでした。
いちいち怒ると子供は萎縮します。
急に優しくしたところで心を開いてくれません。
その子らしさ、個性が出せなくなります。
恐怖でひとを動かそうとしては絶対にいけないと言うことを子育てから学ばさせてもらえました。
子育ては親育て、親も日々成長を楽しんで、子育てを楽しみましょう。