新型コロナウイルスの予期しない世界的蔓延の影響で、予想出来ない企業の急激な業績変化。
リストラ、ボーナスカット、減給、早期退職、役職定年と、子供の頃から頑張って勉強をしてやっと掴んだハズの大企業の名誉と経済的安定が確実に崩れています。
平凡なサラリーマンには、誰もが疑うことも無かった経済的安定が全てひっくり返った。
世の中のゲームのルールがガラッと変わったかのよう。
大企業、公務員、もはやただ所属すれば経済的な安定を定年まで得られる時代は確実に崩れました。
そうなるだろうなぁって予測はしていても実際になってみないと気が付かないのが都合の良い人間というもの。
ニュースで見るようなダメージを直撃した企業だけでなく、実際に自分にも降りかかってきた。
ボーナス大幅減。
貰えるだけマシ、そうは思っても金額が大きい。
そして、そもそも人事制度改定でもされてしまえば給与制度自体が根底から変わってしまうのがサラリーマン。
またまだ貰えているだけありがたい、そんな悠長なことを言っていたら茹でガエルになってしまいますので要注意。
確実に出世しても実質は大して年収は上がらない、または上がったように見せても役職定年で早めにガクッと年収を下げる仕組みなんていう制度も今時はごく一般的で、サラリーマンとしての生涯年収は確実に下がっています。
50代、60代まで考えたときに、大企業と言えども本当に経済的安定があるのか?生涯年収として良い状況に自分の身を置いているのか?、これをよく考えて、給与制度を確認して自分のシュミレーションをした方が良いと思います。
人生は一度きり、時間は戻らない、その一度きりを預けられるほどのリターンがあるか、メリットとデメリットのバランス、時間の投資対効果をサラリーマンでもよく考えた方が良い。
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副業など、他の収入を増やしつつサラリーマンをやるのであればリスクとリターンのバランスは取れるが、完全な専業サラリーマンは本当に危ない。
専業サラリーマンは他人にハンドルを握られて、いつその運転手が事故するか、または逃げてしまうかも分からない車の後ろに乗っているようなものだ。
もはや経済的自由を専業サラリーマンに求めることはかなり難しくなってきている。
それだけサラリーマンの給与収入には経済的自由を望めなくなっている。
サラリーマンは収入の保険、経験値アップの訓練程度に考えて、他の稼ぐ力を育てることしか現実的にリスクを抑えて経済的自由を目指すことは難しい。
サラリーマンの給与収入についてのリスクを良く認識しよう、この流れは加速するばかり。
子育て世代であれば、一番子供の教育費などでお金が必要になるタイミングで、給料が横ばいのまま、または大幅な収入ダウン、最悪はリストラされる可能性もリスクとして考えていく必要があると思います。
20代、30代、40代、いつから始めても遅くはないので、お金の勉強とお給料以外のお財布を育てる実践を繰り返しておいた方が、将来的な収入アップ、経済的安定に対して現実的。
失敗したり、自己投資をするための保険程度にサラリーマンは考えておきながら、自分がハンドルを持った稼ぎ方を練習しましょう。
ゆるやかに茹でガエルにされている経験上、専業サラリーマン1本の家計は本当に危険と感じます。