子供へのしつけ。
時には親が叱ることもあると思います。
でも子育てを10年以上経験してきて、無意味でむしろ逆効果になることも多いと感じること、その1つは『強制すること』。
現代っ子として完全にネットに侵されていて、あれもこれもだらしが無い。
ついには怒って家のWi-Fiを電源オフ。
ネットなんて無ければ良いのだ!と思って強制的にネットを再現したのも束の間、子供がかなり荒れました。
ここまでインターネットに依存してしまっているのかと怖くなるくらいです。
でも、日頃の生活として学校に行っている間、習い事をしている間、就寝する時間とネットとは最低限の距離感を保ってはくれていました。
それで良しと思わなければ行けなかったかも知れません。
子供がやるべきことをやらなかったからと言って、インターネットを完全に遮断してしまう様な極端さ、強制的なやり方は親が物事を理解しない接し方、子供は荒れるだけでした。
そもそも何故インターネットにハマってしまうのか?
これは大人も子供も同じで、インターネットよりも楽しいことが無いから。
そしていつでもインターネットと関われる環境にあるからです。
手軽に色んな情報を取得出来るインターネット。
少しの隙間時間でも直ぐに触れてしまいます。
でも、もっと楽しいスポーツや遊びであったり、インターネットと触れられない学校や習い事の時間を増やせば、1日の中でインターネットへ依存する時間は減らすことが出来ます。
それ以外の時間は睡眠時間だけ気を付けて、ある程度自由にインターネットに触れさせてあげた方が良いと思いました。
いずれ子供は親元を離れます。
そしてインターネットの無い世の中にはもう戻りません。
だから強制的にネット断食をさせることは、子供にとって逆効果になるのではないかと感じるようになりました。
なんだかんだ言っても、リアルに人と触れ合うことの楽しさは子供ながらに気が付き始めているように思えます。
ネット依存でだらしがなくて叱る場面でも、強制的なネット断食はおすすめ出来ません。
以前何度も強制的なネット断食をやってみて、個人的には効果が全く無かった、むしろお互いが嫌な気持ちになっただけでした。
ネットに関する叱り方の結論は、叱ることはほぼ不要だと思っています。
寝る時間、ネットに触れることを止める時間だけ毎日決めたら適度になネットとの距離感になりました。
毎日、小学生は18時まで、中1で20時まで、中2は21時までと月齢に合わせて終了時間を決めたことで、子供の成長に1番大切な「睡眠時間」は規則正しくしっかり確保しました。
休みの日にネットゲームを沢山やりたければ、夜更かしではなく、朝早く起きてゲームをやる、スマホで動画を見るようにすると、夜は眠くてしっかりと熟睡も出来ているようです。
ネットと触れる時間制限をするよりは、ちゃんと厳格な終了時間を設定すること、そしてネットよりも楽しい遊びを与えてあげること、学校や部活、習い事などでネットと触れる時間自体を減らしてあげることが効果ありました。
その分、空いた時間は細かなことを叱らずに自由にネットと触れさせるようにしたら子供が穏やかに成長するようになりました。