自分でやってみて思いますが、子育て世代って本当に忙しい。
子育てをしている世代は仕事もバリバリ働くような世代。
これから子供にもお金がかかるなと思ったら、バリバリと働いてたくさんお金を稼がなきゃと頑張るパパが多いと思います。
もちろん自分もそうです。
子供が小さい時にバリバリたくさん働いて一生懸命に収入を増やすように頑張っていました。
朝は早くから出発して、夜はお付き合いも含めて夜中遅くまで外。
自宅に帰ってはすぐに寝て、毎日がクタクタ。
週末はまとまって寝て、日中も疲れが残っていてグダグダ。
でも俺は家族のために仕事を頑張っているんだ、理解してくれ!と思っていた時期もありますが、この考えに今となってはとても反省しています。
そもそも仕事も子育ても家族のためにやっていると言う考え方自体が恩着せがましい。
だめパパの典型的思考回路でした。
その思考回路を変えて、自分が家族と過ごす時間を楽しませてもらっている、家族と過ごす時間をより自由に充実させるために仕事をさせてもらっている、子育ても自分の楽しみの1つと全ての行動を自分のためとちゃんと腹落ちさせるところがとても大切でした。
全ては自分のためにやっているのです。
そうは言っても仕事は忙しい、もっと子育てに関わりたいけれどなかなか時間が作れない。
そんな時どうしたら良かったかなと思うと、今しか出来ないことと、後でも何とかなりそうなことをちゃんと分けて考えること。
過去の思考回路に引っ張られるとなかなか出来ないので、あとは思い切って行動してしまう勇気が必要。
自分の経験だと意外と問題が無かったと言うことがほとんどでした。
今しか出来ない自分のやりたいことを中心に物事を判断して、それで上手くいかないならそれはそもそも先々には上手くいかないことです。
自分に嘘をついたり、無理をしたところでどこかで限界が来ます。
そうやって自分で仕事に関して割り切りをしていくと、思っていた以上に時間的余裕が出来て、たっぷりゆっくりと子育てに関われるようになりました。
そして、仕事はどうかと言うと、生産性が上がって結局評価も上がって良い立場で効率良く仕事が出来る様になりました。
仕事が忙し過ぎて子育てに関わる時間と気持ちの余裕が無いというのは、誰のせいでも無く、家族が増えて生活スタイルが変わっているのに仕事の仕方を変えられなかった自分のせいであったということです。
子供の成長は本当にあっという間です。
今思えば1番上の子供、2番目の子供の赤ちゃんの時をもっとゆっくりたっぷりと見て遊んで楽しみたかったなと反省しています。
目の前にある幸せに気がついて、今しか出来ないことを大切にしましょう。
そうした時に仕事へ多少支障が出たところで、仕事はリカバリーが出来ますし、そもそも今の仕事自体が自分に合っていなくて、新しい仕事の仕方、別の仕事など新たな発見、より快適な方向へ行けるチャンスかも知れません。
仕事の付き合いで行く飲み会は本当に必要ですか?
仕事の付き合いゴルフも必要ですか?
時間を決めない残業も本当に必要ですか?
そもそもやらなくても大丈夫な仕事ではありませんか?
他の人に任せられる仕事はありませんか?
仕事と育児の両立が納得行くように出来ていないのならば、その原因は家族が増えて生活スタイルが変わっているのに変われない自分自身の考え方にあるかも知れません。
今しか出来ない子育てを中心に、勇気を出して仕事のやり方を変えてみましょう。
失敗は成功のもと。
先ずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか?