一時期、小中学生の子供がウソをつくようになりました。
嘘まで行かなくても、隠し事をちょくちょくする様になりました。
そのウソをつく、隠し事をする理由は親が『面倒臭い』からでした。
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いちいち怒られることが分かっていたら、子供たちはウソをついたり、隠し事をします。
それはそうです、怒られるという面倒なことが起こると分かっているから。
家庭の中では大抵の場合、親の関わり方が原因だと思います。
子供は好奇心の塊。
この好奇心が人間を大きく成長させます。
『やってみたい』と言う気持ちがあって、『やったら怒られる』と分かっていれば、『面倒臭い』からウソをついたり、隠しておきます。
当たり前の心理現象です。
もし子供がウソをついたり、隠し事をするようになったら、親自身の子供への関わり方を客観的に振り返ってみましょう。
私はかなり心当たりがありました。
自由にやられてあげたいと分かっていても、長く生きている分、人生経験が多い大人は『正論』や『正解』を急ぎがちです。
そんな正論、正解をちょっと見送って、子供の自由、失敗を積極的に受け入れる姿勢で見守るように心掛けたら、また子供達はウソをついたり、隠し事をしなくなりました。
隠し事があったとしても、言いたいときまで待ってあげたり、上手く子供から話が出し易いようにさりげなく寄り添ってあげたら良いと思います。
怒らないで安心してもらう、たくさん抱っこして安心してもらう、手を出さずに見守ってあげる、やりたいことを応援してあげる、そんな寄り添い方を意識していたらウソは治りました。
子供は親の鏡なんだなと、つくづく感じます。