経済的自由度を増すために副業やら投資などをやっている会社員も多いと思います。
もちろんサラリーマンの収入1本では今の時代では将来が不安定でしょうがないです。
会社員の収入だけでは不安だからと言って、意外と盲点なこと、それは副業や投資には精を出しますが「会社員としてのメリットを全て使い切っていない」こと。
自分で仕事をすることと違って、会社員のメリットの1番大きな部分は、毎月決まって入ってくる収入の安定感でしょう。
ちゃんとルールを守って、それなりの成果を出していれば、多少の増減はあってもちゃんと給与は入ってくる状態がほとんど。
ちゃんとルールを守ることは別に会社員では無くても当たり前、そしてそれなりの成果を出すと言うことも会社に言われてでは無くて副業、投資の時間を確保したいと本気になれば結構出来てしまうこと。
結果を出す点について会社員の場合、最高を求めると時間ばかりかかってしまって総合的な収入に対して給与を得るための時間が大きくなり過ぎてしまうので、「最適」を求めることが良いと思います。
それなりに人数の多い会社の場合、どんなに評価を受けている優秀な社員であろうが1人抜けたくらいでは事業は止まりません。
どんなに個人が会社に尽くし切ったところで、小さな歯車の1つ、交換可能な歯車の1つに過ぎないという現実には違いありません。
むしろそうでないとその会社は経営としてリスクが大き過ぎて危ないです。
だから、会社員として給与をもらう仕事に関しては「最高」を求め続けないで、「最適」を求めた方が総合的な個人の経済的安定感は出ると思います。
給与を貰うべく仕事は最適な状態、時間も労力も「最小限で最大限の成果を出す工夫を行うこと」これがとても大切。
サラリーマン社会に良くいる、極力仕事はサボって、夜は不平不満を垂れるようなお酒を飲んで人たちとは全く発想が逆です。
このようなサボリーマンからすれば、強烈に働いているように見える場面がたくさんあるかも知れません。
サボリーマンとサラリーマンを最大限に利用している人との違う点は3つ。
- 目標地点の高さ
- 本気で仕事をする場面の判断
- 経験値アップのメリット意識
そもそもサラリーマンという立場に守られている意識よりも、サラリーマンという立場を失った時を常に頭のどこかで考えています。
会社員でなくなることを想定したら、お金だけではなく、「経験値アップという目に見えない付加価値」まで欲しいと欲張りに考えることがサボリーマンとの大きな違い。
それでいて財形貯蓄、持株会、住宅補助、通勤手当など会社員として得られるメリットは最大限に得る。
会社のお給料に不満を言うサボリーマンに限って、会社が用意してくれている財形貯蓄や持株会などの、有利な資産運用をやっておらず、良いところ保険に入っているくらいというケースも多いと思います。
そしてサラリーマンの大きなデメリットでもある点が働くための「場所、人、内容を完全には選べない」ことがありますが、基本的な自分の希望は必ず意思表示して極力働きたい場所に近づいて、極力働きたい人が居る環境で、極力やりたい職種をやることはしっかりとハッキリとした方が良いです。
時間こそ最大の資産です、雇われの身だからといって全てを受け身の態度でいる訳ではなく、自分の収入アップ・経験値アップが最大化しそうな方向性をしっかりと考えて意思表示し続けることが大切。
自分の意思・方向性をしっかり示しておくと、短期間ではアンマッチな環境になったとしても、マッチする環境に戻れる確率が高まります。
ただ、自分の考えとアンマッチな環境にいくことで、新しい発見があることも多いので、一概にアンマッチな環境が悪いとも言い切れません。
そのため、しっかりと自分の方向性を決めておきながら、異動はある程度積極的に受け入れても良いと思います。
慣れた状況にいると成果も出し易くはなりますが、それ以上のデメリットが自分にとって新しい発見や成長が少なくなること。
会社員のデメリットの裏返しとして、収入減のリスクをほぼ無くした状況で新しいことにチャレンジ出来ることが会社員のメリットとしてあります。
変化は成長のチャンスでもありますのでまだ給与収入を当てにしなければいけない状況であれば、積極的に環境、状況を変えて安定した給与を元にどんどん経験値を増やしたら良いと思います。
どこに異動しても交通費や、転居が伴う場合は住居費なども会社が支給してくれます。
そして事務所利用も、車両使用も会社経費で使えることがほとんどだと思います。
職種、勤務地、ポジション、どんどん変化を受け入れて給与以外の経験値アップメリットを最大限に得る考え方もありだと思います。
その経験値アップさせる環境変化があっても副業、投資など給与以外の収入を増やすための活動は絶対に止めない、そうすると会社員としての状況変化があるごとに生活サイクルが多少変わってきますので、その都度最適な生活スタイルを考えること自体も将来の自由に向けて良い経験です。
どんな状況変化があっても会社員の仕事だけになってしまって、結局は給与収入だけに依存してしまう状況に逆戻りだけは注意しましょう。
あくまでも経済的自由を得るための会社員、給与収入です。
会社員としての仕事の手を抜く訳では無くて最適な状況で労使ともにメリットがある良好な状況を目指す考え方です。
こうやってサラリーマンでいることのメリットを今一度考え直してから、副業に取り組む方が効率が良いと思います。
会社員の仕事を適当にして、副業ばかりに精を出すことで収入がアップした人もいるかも知れませんが、副業を成功させている人たちの声を聞くと、多くの副業成功者は会社員の仕事も抜群の成果を出していることが多いと感じます。
そして副業成功者に共通する意識の1つが「時間の使い方」。
会社員という生活は、稼働日の毎日を8時間前後も確実に会社の仕事に費やさなければいけない生活。
1日24時間のうち、三分の一を取られてしまうので、休日も含めた残りの時間で副業の成果を出さなければいけないという、慢性的な時間不足な生活です。
だからこそ、時間に対する意識がものすごく高い。
必然的に断捨離をする考え方が入ってきます。
限られた時間の中で最大限の成果を出すためには、「自分しか出来ないこと」に集中するスキルが高まります。
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このスキルは一般的なビジネスマンとしてとても大切なスキル。
だらか、結局は会社員としても評価されて、良いポジションになっていく傾向もあります。
将来の収入が不安だからと言って副業を始めることはとても良いことだと思います、ただまだ会社員という特権的な安定立場にいるのであれば、メリットを使い切っておく方が良いと思います。
要するに会社員の本業も、副業もどちらも本気でやるということ。
本業も副業も本気、遊びも休憩も本気、中身の薄い時間を過ごすサボリーマンとは極力関わらずに過ごしましょう。
貴重な時間が無駄に奪われます。
思い切った攻めの仕事をやって、たくさん異動、たくさん昇格して会社員のメリットをたくさん得ましょう。
気が付けば副業も育って、会社員の収入も両方上がっているかも知れません。
そうなれば、副業を本業にするも良し、副業をそのままにして会社員を突き詰めるも良し、転職するも良しと、人生の選択肢は広がると思います。