兄弟姉妹が増えると楽しいことも大変なこともバリエーションが増えて忙しくなって来ます。
まだ子供が1人の時は良かったことも、2人目、3人目と人数が増えるごとに複雑な関係性が出来て家族の関係性のバランスが変わっていきます。
今までは良かった親子の接し方も兄弟姉妹が増えたら、上手くいかなくなることも多々あります。
家族の楽しい時間が少しでも長くなって欲しいと思いますが、兄弟姉妹が増えたからこそ出来る兄弟ケンカも子供の成長、パパママの成長にとても大切な要素の1つ。
でも余計なケンカはやっぱり増やしたくないと思います。
いつも兄弟姉妹がケンカばかりしていると、パパママもイライラして疲れてしまいます。
もちろん子供たちの月齢やタイミングによってよくケンカしていた時期もあれば、結構ケンカが少なく仲良く過ごしていた時期もあるなとは思います。
そんなケンカの多い少ない、ひどい・軽いを違いを経験してきて感じることは、パパママの子供たちへの接し方で兄弟姉妹が仲良くするしないも大きく変わるものだなと思います。
過去の経験から自分がパパとして反省することとして、子供個人をしっかりと見てあげられていなかったこと。
子供たちみんなをざっくり1まとまりとして見て、ケンカに対して叱ったり、仲裁に入ってしまったり。
それにケンカをしていない場面でも子供1人1人としっかり見つめ合って接するのではなくて、子供「たち」とひとくくりにして接することが増えてしまっていたなと反省しています。
それを改めて、子供の人数が増えても1人1人の異なる個性を尊重して、しっかりと個人をみる、しっかりと個人と向き合って興味関心を満たしてあげる。
そんな姿を他の子供たちもよく見ていて、自分と違う部分に対して兄弟姉妹の中でも自然と理解を深め、許し合えるようになって来たような気がします。
感覚的なものですが、子供たちへの接し方を意識して変えてみたら子供たちの人との接し方が変わってきたと思います。
それが兄弟姉妹の関係性にも影響してきて、余計な兄弟ケンカが減ったり、ケンカしても収まりが早かったりするようになりました。
ケンカしてしまうと言うことはその子個人の満足が他の子個人の満足とぶつかっている状態。
そこに対してパパママが怒るのではなくて、丁寧に個人の感情を満たしてあげること。
1人1人子供も個性が違います、兄弟ケンカが多くなっていると言うことはその子の個性が良く出て来ている証拠。
個性を大きく伸ばすチャンスでもあるのでは無いかなと最近では思えるようになりました。
無理矢理兄弟ケンカをやめさせるのではなくて、自然と兄弟姉妹が仲良くなるために、パパママの子供たちへの接し方を振り返ってみてはいかがでしょうか?
兄弟姉妹が増えてもしっかりと1人の人として子供たちをちゃんと見て接してあげれば、きっと兄弟姉妹の関係性も変わって、もっともっとみんなが仲良くなってくると思います。
あとは子供の成長には時間がかかるので、信じて成長変化を待ってあげましょう。
子育てをもっと楽しめるヒントになれば幸いです。