終身雇用の崩壊、年功序列の崩壊、会社員で働き続けることに将来の不安を感じる方も多いことでしょう。
この流れは確実に進んでいくので、会社員の給与収入1本でこの先もずっと生活をしていくことには無理が出てきます。
だからと言って、いきなり副業でたくさん稼いだり、起業したり、投資でがっぽり儲かったり、そんなすぐには上手くいかないことも多いと思います。
このような給与収入以外のお財布を育てると同時に、やっておくべきことで意外と盲点になること、それは会社員の収入をある程度まで上げ切っておくこと。
副業をコツコツと育てながらも、安定しているお給料がちょうど良い具合まで上がり切っているかを1度考えてみると良いと思います。
そもそも何年かその会社に勤めていて、仕事も分かっていて、どの立場になればどの位年収が上がるかは比較的検討がつきやすい状況にあります。
そのようなサラリーマンの状態でまだ年収の伸び代があるのであれば、「身だしなみ」に投資してみると年収が上がるかもしれません。
これは全ての会社、職種に通用することでは無いと思いますが、比較的古い企業体質の会社勤めの方なら結構効果があると思っています。
実際、私自身が「身だしなみ」を気にするようになってから、気が付けば年収は1.5倍から多い時には2倍以上になりました。
「身だしなみ」に投資をするようになったきっかけはいつもお世話になっていて、よく飲みにも連れていってくれていた先輩。
会社員の仕事で使うのだから、ビジネススーツも、ワイシャツもカバンも適当なもので十分だと以前は考えていました。
むしろ、仕事着、仕事道具なんて安く済ませた方が、給料に対してのコスパが良いと思っていました。
でも、結果は全くの逆、年収が上がるきっかけになった「身だしなみ」はお金の価値ではなく、「相手に対する配慮」という価値観が大きなポイントでした。
高価なものを身につけることが良いわけではなくて、仕事で関わる全ての人、社内社外ともに、関わる相手に対して好感を持ってもらい、信頼してもらえることが大切。
例えば、遊び用のような派手なブランド時計では、相手の年齢が高い場合には相手にとって良い印象にはならないと思います。
以前は高いスーツやワイシャツを着ることがもったいないと思っていたのですが、「身だしなみ」に投資をすることを教えてもらってから、社内の先輩上司の身だしなみを良く見るようにしたら、確実に価値観の傾向がありました。
「身だしなみ」に対する価値観、意識が高い人ほどに高いポジションにいて、高い年収をもらい続ける傾向が確実にあって、その反対に「身だしなみ」に対する価値観、意識が低い人はある一定のポジションで急に停滞、または転落していく傾向がありました。
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相手に合わせた身だしなみ、そして相手が『他の人とは違う』、そう感じるくらいのさりげないインパクトがポイントです。
単純に高価であれば良いというわけではありません。
身だしなみに投資することで会社員の年収アップに繋がる可能性が高いことにしっかり根拠もあります。
それは自分自身の身だしなみや立ち振る舞いに対して、しっかりと相手からどう見られるかという配慮が出来るようなビジネススキルと人間性の高い人が高いポジションについていることが多いからです。
もちろん、そうでない方が先輩上司、経営者である可能性もありますが、やっぱりそういった方々の繁栄は長くは続きません。
これは実体験で傾向としてあると感じています。
『気付く人に気付いてもらう』、これで十分ですし、これがとても大切です。
そのような長期的に繁栄するような上席に他の人とは違う、配慮の出来る人だと気が付いてもらえれば昇格昇給も早まります。
むしろ、自分のことを上に引き上げてくれるような人はほとんど「身だしなみ」にも意識が高い人です、だから自分を上に引き上げる力を持っている人たちに価値観を近づけることが年収を早く引き上げていくポイントです。
周囲のサラリーマンよりも良いビジネススーツを着用して、上質なワイシャツを着て、シンプルでさりげない、でも圧倒的に上質、そんなビジネスバッグを持ち歩いていると、自分自身の立ち振る舞いや仕事への取り組み方も変わってきます。
「身だしなみ」に投資することは、他者から一目を置かれるだけではなく、自分自身の仕事に対する姿勢も良い方向に向かせてくれます。
見た目だけでランクアップして年収が上がる訳ではなくて、結果として自分のスキルも成長して大きな成果が出るのです。
1着10万円のスーツ、1着2万円のワイシャツ、1個20万円のビジネスバッグ。
「身だしなみ」に投資するなんて考えてもいなかった以前は、高くて到底買えないと思っていました。
でも実際に高価なアイテムを使ってみたら、圧倒的に上質な雰囲気があり、自分の気持ちも引き締まります。
そして、何よりも上質なものは長持ちします。
結局は安物をちょこちょこと買い替えるのと実はコスト的にそれほど極端に変わりませんでした。
もし10万円のスーツを2着、2万円のワイシャツを5着を毎年買い足したとしても、年間の身だしなみ投資額は30万円。
その投資した「身だしなみ」の費用、実はワンランク階級が上がったら簡単にペイ出来てしまうくらいの投資額なのです。
そして、会社員の場合、昇級すればそのまま翌年以降も年収が高いままで行くことが多いので「身だしなみ」投資はメリット大です。
更に身だしなみへの投資が実はコスパ良いと感じた点は、上質なものは結構使い倒してもリサイクルショップやメルカリでそこそこ高価で売れます。
相手への配慮が最優先ですが、リセールバリューも考えた品物選びも意識しておくとより投資対効果が高い考え方になります。
会社員全員に通用する方法ではありませんが、比較的古い企業体質の会社であれば、「身だしなみ投資」は結構通用しやすい年収アップ方法だと思います。
中小企業でこのような価値観を持って、上位職に立っている人が全くいないと効果が出ない可能性はありますが、部下後輩からみても他の人とは一味違ったビシッとした身だしなみをすることで信頼感を集め、仕事がもっとうまくいく可能性は高まることでしょう。
1つ注意点としては、これは「投資」という考え方で、すぐに結果が出る訳でも無ければ、必ず結果が出る訳でもありません。
ただ、実体験としては効果は出る確率はかなりと思います。
20代後半の時、先輩に教えてもらって本当に良かったと思いました。
その後、「身だしなみ投資」を続けることで、各ポジション最年少でステップアップをして会社員の年収はそこそこまでは上がって安定するようになりました。
人は見た目も大切だとつくづく思います。
顔や身長は変えられませんが、服装・持ち物は直ぐにでも変えられます。
サラリーマンの給与・年収アップ方法の1つ、誰でもすぐに出来る上級管理職を目指す道として再現性は高いと思います。
ただ、ワンランク上がれば年収がいくら上がるかはチェックしておいた方が良いです、その理由は「身だしなみ」の「投資」だからです。
いくら「身だしなみ」に投資して、何年で「回収」出来るか、おおよその算段は計画しておきましょう。
年間30万円の投資を行い、2年後に昇格して年収50万円アップだとすると、3年目には簡単に回収出来てしまう計算、その後は毎年20万円のメリットのような考え方。
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ただ、順調にステップアップ出来た先の課題もあります。
順調に上級管理職層までたどり着いた場合、その後に更なるステップアップがあるのか?年収アップの可能性があるのか?または副業や他の投資とのバランスを考えたとき、本当に更なるステップアップを目指すべきなのかの判断が必要になります。
伸び代がない、または伸ばしたくない局面まで辿り着いたら、投資する金額、内容は下げ始めても良いと思います。
むしろ、上級管理職だからこそ、「身だしなみ」への配慮は高いけれども、ブランド品など高級過ぎるものを身につけないことで逆に余裕加減を見せるパターンもあります。
ブランド品を余裕で買えるポジションなのに、見た目で勝負しないことが逆の強みにも見えてくるということです。
自分のポジションからステップアップした時の伸び代を確認して、ちゃんと投資対効果が見込めると分かったら、「身だしなみ」にしっかり投資してみることも年収を簡単に大きくあげるポイントでした。
個人的には20代後半から「身だしなみ」意識を周囲よりも圧倒的に高く意識したら、年収がどんどん上がって安定しました、出来るだけ早めに始めると効果が高い考え方です。