10年以上、4人の子育てをしてきて思うこと。
子供を叱る時に1つだけ注意しなければいけないことは『話が長くならない』ことです。
4人の子供を育てていて、その子供たちみんなと接していても、これが本当に大切だと感じます。
大人に対しても一緒ですが、話が長くなればなるほどに相手は叱られている状態に飽きます。
『早く話が終わらないかなぁ』って思うだけです。
そもそも叱っている側も、もはや感情をぶつけているだけで話の中身は繰り返しになっているだけのことか多くありませんか?
そうなると、叱っていること自体の意味がほぼありません。
子供を叱っても、直ぐに正しい行動になり、失敗をしなくなることは、先ず無いと心得ておきましょう。
誠心誠意優しく伝えたことは、ちゃんと子供の心に残ります。
その想いの芽が育つには長い年月がかかります。
長い時間叱ってしまうと、怒られて怖い、とにかくこの状態から逃げたい、そんな伝えたい中身とは別のことばかりを子供たちが考え始めます。
そんなことは分かっていても、私はついつい話が長くなってしまっていました。
叱る側の多い、親の自分が常に気を付けなければいけない点だと、日々反省の繰り返しです。
子育て世代の方々、これから子育て世代になる方々、人に物事を伝えるときには『話が長くならない』、『結果をすぐに求めない』方が親も子供もどちらにとっても良い関わり方だと思います。