子育てをしていて反省することは多いですが、後悔と言うレベルまで反省していることの1つとして「体罰」があります。
本当に反省しても反省しきれないくらいにイケナイことでした。
とは言っても、「体罰」と言うほどにバシバシ叩いたり、殴ったりして怒ったつもりはありません。
でも、子供が言うことを聞かなかったり、やってはいけないことをやった時にガッと怒って叩いてしまった経験があります。
今ではもちろんそんなことはやりませんが、まだ1人目の子供も小さくて手がかかるうちに2人目、3人目と立て続けに子供が増えて子育てにてんやわんやしている時に感情的に怒って叩いてしまったことが正直何度もありました。
子供を叩いてしまうことがあった時期は、まだパパとしての経験値も少なく、どうやって子育てをしたら良いのか全然分からなかった時です。
そんなまだ若いパパの時って、お仕事もちょうど下積みをしていて忙しい時期とも重なることも多いと思います。
まさにそんな感じで、パパとしてもまだ数年しか経験が無く、ましてや兄弟姉妹が増えててんてこ舞い。
そんな家庭状況なのに仕事は下積みでクタクタ、経済力もそんなになくて家計も厳しくてイライラ。
子供が可愛いことには変わりありませんが、全部同時に初めてのことに一生懸命になり過ぎていてどうして良いか分からなくなっていた、余裕が無くなっていたと思います。
だから手っ取り早く教育するために小さな子供に対して圧倒的な大人の力づくで押さえつけてしまった経験が何度もあります。
今思えば、こんな圧力で押さえつけてしまったら全く逆効果、こんなことをするくらいだったら放っておいて月齢を待った方が余程正しく育っていきます。
その当時は一生懸命すぎて、体罰的なことをやっている意識はまだ薄かったですが、今思えばあれは体罰でした。
本当に子供たち、ごめんなさい。
謝っても謝りきれないくらいに自分の中でも後悔と反省が残っています。
この後悔と反省が自分の中だけだったら良いのですが、体罰のような感情的で圧力をかけた叱り方、怒り方をやってしまうと子供たちの記憶へ鮮明に残ってしまいます。
本当に子供たちごめん。。。
でも自分がやってしまったことには変わりないので、真摯に正直に子供たちにずっと謝り続けて、今後は一切やらないようにと心に誓っています。
パパとして経験を積んで、たくさんの失敗を重ねながら、歳も重ねていくことで威圧的な起こり方は減ってくると思いますが、これからパパになる人、まだ小さい子供を育てている若いパパさんたちへ伝いたいです。
絶対に「体罰」的な叱り方はダメ!それは叱っていなくて、自分の感情に任せて怒っているだけ。
何の教育でもありません。
むしろ本当に逆効果、親が望むような方向に子供たちは間違いなく育っていきません。
だから絶対にぶったり、叩いたりのような暴力的な怒り方はやめましょう。
昔怒っていたこと、教育しなきゃ、直させなきゃ、そう思っていたことの全てはもっと優しく丁寧に伝えれば、あとは月齢が解決してしまいます。
子供の成長は時間がかかることも多いです。
そんなに焦って今直させようとすること自体が無意味でした、本当反省。
そして、子供は本当に親の鏡。
ぶったり、叩いたり、感情的に怒る親をやってしまうと、子供たちも同じようになってしまいます。
それに親が気が付かずにまた感情的に怒ってしまう、だからまた子供たちも感情的に怒るようになってしまう、そんな繰り返しです。
その無駄な繰り返しを断ち切るのも親です。
子育ては楽しいですが、パパとしてお仕事もしながら慣れない子育てをやる毎日は大変なことも多いと思います。
でも、必ずみんな失敗を重ねながらパパとしても成長していくものです。
一生懸命に子供のためを思って子育てをしていると思いますが、ひょっとしたら自分でも気が付かずに体罰的な教育をしているかも知れません。
もしそんな心当たりがあれば、これは早く気が付いて早く直せればそれだけ後悔も減りますし、子供たちの成長も順調に行きやすくなると思います。
まだまだ自分も感情的に怒る場面を全く無くせている訳では無いのですが、ぶったり叩いたりは絶対しないととても気を付けています。
また、イラッとしても感情的に怒ることを極力抑えるように日々意識はしています。
子供を育てているようで本当に親としての自分が育てられていると感じる日々です。
過去は消せません、怖かったと言う印象は自分で思っている以上に子供の記憶に深く深く刻まれてしまいます。
大切で大好きな子供たちの記憶に嫌なことが少しでも残らないように注意しましょう。
子育てって本当に学びが多いです。
子供たち、ごめんね。そして色々教えてくれてありがとう。